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    肉食で糖尿病のリスク増加

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 肉食で糖尿病のリスク増加 あとで読む
    肉食で糖尿病になる可能性が増大する、というニュースがあった。

    ・人間は、菜食でも生きていける。
    ・それでも肉食を好む人は、自己責任において早死にするしかない。

    朝日新聞デジタル:牛・豚肉好む男性、糖尿病発症の危険4割増 国立がん研 - テック&サイエンス

    2013年6月3日19時22分

    【森本未紀】牛肉や豚肉を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べ、糖尿病を発症する危険が4割高くなるとの調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。女性では違いが見られなかった。牛肉や豚肉に含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの分泌に悪影響を与えているらしい。

     研究チームは、健康な45~75歳の日本人男女6万4千人のうち5年後までに糖尿病を発症した1178人について、食べた肉の量や種類別に発症との関係を分析。運動や飲酒など別の発症リスクを除いて調べた。

     男女それぞれ、肉の摂取量順に4グループに等分して糖尿病の発症率を調べたところ、男性では、最も多いグループが、最も少なかったグループに比べ、1・36倍高かった。



    肉類摂取と糖尿病との関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部

    牛肉や豚肉などの赤肉に豊富に含まれる鉄は、酸化ストレスや炎症を引き起こし、インスリン感受性を低下させるという動物実験の結果があり、ヒトにおいても肉類、特に赤肉の摂取による糖尿病のリスク上昇が懸念されます。しかし、これまでの疫学研究では、日本を含むアジアで行なった研究はほとんどなく、男女により、肉の摂取と糖尿病リスクに対する結果が異なっています。そこで、多目的コホート研究において、肉類(総肉類・赤肉・加工肉・鳥肉)の摂取と糖尿病発症との関連について男女別に検討しました。

    その結果、男性では肉類全体の摂取量が多いグループ(約100g/日以上の群)で糖尿病発症リスクが高くなりました。摂取量が最も少ないグループに比べ、最も多い群では糖尿病のリスクが1.36倍高いという結果でした(図1)。一方、女性では肉類摂取と糖尿病発症との関連はみられませんでした。



    総肉類の摂取と糖尿病発症リスクとの関連

    牛肉や豚肉の摂取により糖尿病発症のリスクが上昇
    次に、肉の種類により分けて分析をしたところ、男性において、赤肉(牛肉・豚肉)の摂取は糖尿病リスク上昇と関連していましたが、加工肉(ハム・ソーセージなど)および鳥肉の摂取は糖尿病リスクとの関連はみられませんでした(図2)。女性では、いずれの肉類についても糖尿病発症との統計学的に意味のある関連はみられませんでした。

    今回の研究では、男性において、肉類、特に赤肉の摂取により糖尿病発症のリスクが上昇する可能性が示されました。その理由として、肉に多く含まれるヘム鉄や飽和脂肪酸、調理の過程で生成される焦げた部分に含まれる糖化最終産物(AGEs)やヘテロサイクリックアミンのインスリン感受性やインスリン分泌に対する悪影響が考えられます。



    肉類の摂取と糖尿病発症リスクとの関連


    ●用語
    ・コホート研究

    インスリンの効果に関して、使われる用語
    ・インスリン感受性
    ・インスリン抵抗性

    インスリン感受性を低下させると思われる因子
    ・ヘム鉄
    ・飽和脂肪酸
    ・AGEs(肉の焦げた部分に含まれる糖化最終産物)
    ・ヘテロサイクリックアミン

    コホート研究 - Wikiepdia

    コホート研究(こほーとけんきゅう、cohort study)とは分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究である。
    要因対照研究(factor-control study)とも呼ばれる。



    コホート とは - コトバンク

    同じ属性もしくは同じ外的条件におかれた集団を意味する.
    例えば,ある村とか,ある比較的閉鎖された地域や集団を指す.



    コホート研究、ケースコントロール(症例対象研究)

    臨床試験の代表的なものにはコホート研究やケースコントロールがある。
    臨床試験には実験的か観察的かで分けることができる。
    コホート研究やケースコントロールは観察的研究である。

    また、臨床試験は「前向きか後ろ向きか」でも分けることができ、コホート研究は前向きの研究でケースコントロールは後ろ向き研究に分類される。
    前向き、後ろ向きの違いは未来へ向かって調べるか、過去へ向かって調べるかの違いである。

    前向き … 未来へ向かって調べる(ex.コホート研究)
    後ろ向き … 過去へ向かって調べる(ex.ケースコントロール)



    ・コホート研究の例
    ガンと喫煙の関係性を調べたい。40~50歳の無造作に選んだ男性1000人にアンケートを取り、今までに喫煙をしたことがあるかどうかを聞いた。その後の10年間において、何らかのガンが発生したかを調査した。

    この場合、男性1000人に調査した時点では当然ガンは発生しておらず、それから10年後の未来でガンの発生を調べている。つまり、この研究では「10年後の未来へ向かって喫煙の有無を調べている」ということができる。

    このような未来へ向かって調べる研究がコホート研究であり、「前向き」の調査である。

    ・ケースコントロール(症例対照研究)の例
    ガンと喫煙の関係性を調べたい。50~60歳でガンと診断された600人と無造作に選んだ健常者400人について、今までに喫煙していたかどうかを調査した。

    既にガンと診断された人と健常者がいて、その時点から過去にさかのぼって喫煙をしていたかどうかを調べている。つまり、この研究では「今までの過去にさかのぼって喫煙の有無をしらべている」ということができる。

    このように過去へ向かって調べる研究がケースコントロールであり、「後ろ向き」の調査である。




    インスリン感受性とは - 生物学用語 Weblio辞書

    インスリン血中濃度の変動や、投与に対して、血糖値の低下や細胞分裂の促進などの応答を行えること。



    インスリン感受性とは? - インスリン感受性について解説 ~知って健康!糖尿病

     血液の中のブドウ糖は、インスリンの働きだけでは、うまく細胞にブドウ糖をとりこんで、血糖値を下げることができません。

     インスリンは、血液の中のブドウ糖と結合して、それを細胞に送ろうと働きますが、それをうけとる「インスリン受容体」の働きもしっかりしている必要があります。

     つまり、インスリンの分泌量や働きがしっかりしていても、インスリン受容体がしっかり働かないことで、細胞へのブドウ糖の吸収がうまくいかず、血糖値がさがらないということがあるんです。

     これを、「インスリン感受性が低い」、または「インスリン抵抗性が高い」などといわれます。

     インスリン感受性とは、ブドウ糖と結びついたインスリンを受け取るインスリン受容体の働き、ということになりますね。





    インスリン感受性って何?

    インスリン感受性とは、ブドウ糖と結びついたインスリンを受け取る「インスリン受容体の働き」を意味する言葉です。
    インスリン感受性が低いと、細胞のブドウ糖の吸収がうまくいかず、血糖値がさがらない場合が多いようです。
    たとえインスリンの分泌量や働きがしっかりしていても、インスリン感受性が低い=インスリンの抵抗性が高いと、血糖値のコントロールが難しいため、糖尿病を発症する可能性が高くなります。
    インスリン感受性が低い場合には、正常なインスリン作用が阻害されているため、通常以上の量のインスリンを投与しなくてはなりません。
    肥満との関連を指摘する声もあり、「肥満のない高血圧患者」でインスリン感受性が平均30~40%低下し、「肥満を伴う」場合はさらに70~80%低下するという報告がなされています。
    糖尿病は、「インスリン分泌が著しく低下」したことによって発症するタイプと、この「インスリン感受性の低下」によって引き起こされるタイプの2種類が存在するといわれています。
    インスリン感受性の低下を招く原因としては、遺伝因子のほか、肥満、糖尿病(特に肥満を伴ったインスリン非依存型糖尿病)、過食、運動不足、ストレス、妊娠、感染症、加齢、ステロイドの長期使用などが挙げられます。
    インスリン感受性を改善するためには、やはり糖尿病治療の基本である食事療法と運動療法が効果的だといわれています。
    また、インスリン感受性が低下しても、膵臓の働きが正常であれば問題を生じないケースが多いようです。


    →「~ようです。」「~といわれています。」という表現が多いな。
    参考にはなるけど、できればエビデンスを調べて、断定形でビシッと記事を書いてほしい。

    インスリン抵抗性 - Wikiepdia

    インスリン抵抗性(インスリンていこうせい)とは、インスリンの効力を規定する個人の特性。
    そもそもは臨床的な概念で、健康な人と比べて糖尿病の人では、同じ量のインスリンを注射しても糖尿病の人のほうが血糖値が下がりにくく、また軽症糖尿病と重症糖尿病では重症のほうが血糖値が下がりにくいことから、インスリンが効きづらいことが糖尿病の本態のひとつであるととらえられた。

    現在では肥満をはじめとして、糖尿病、高血圧、高脂血症などといった現代人を悩ます生活習慣病の根本的な背景メカニズムのひとつととらえられている。
    最先端の研究により複雑なホルモンやサイトカインのネットワークや脂肪細胞を介した発症と進展の病態生理が明らかになりつつある。




    AGEs

    AGEs(advanced glycation end products:終末糖化合物)とは、グルコース(ブドウ糖)などの還元糖が、蛋白質のアミノ基と非酵素的に反応して生成される物質。
    AGEsは、特有の蛍光を持つ、黄褐色の物質。



    生体内糖化反応(グリケーション)とAGEs - アークレイ

    糖化反応(メイラード反応)はアミノ基とカルボニル基の間の非酵素的な化学反応で、アミノカルボニル反応とも呼ばれる(図2)。



    生体内における主な糖化反応経路
    図2. 生体内における主な糖化反応経路
    糖化反応経路は未解明な部分が多く代表的な経路を示した

    グルコースなど還元糖のカルボニル基(C=O)がタンパク質やアミノ酸のアミノ基(NH2)と反応すると、シッフ塩基(C=N:アルジミンとも呼ばれる)を形成する。
    本段階は不可逆的な反応であるが、引き続きエナミノールを経て、アマドリ転位によって安定なアマドリ化合物(C-N:ケトアミンとも呼ばれる)になる。
    生体中のアマドリ化合物としてはHbA1cやグリコアルブミンなどが代表的な物質である。

    糖化反応系はアマドリ化合物生成までの反応を初期段階(early stage)と呼び、以降の後期段階(advanced stage)反応と区別されている。

    アマドリ化合物は、脱水、加水分解、炭素間の開裂により、グリオキサール(GO)、メチルグリオキサール(MG)、3-デオキシグルコソン(3DG)など、分子内に2つのカルボニル基(C=O)を有するα-ジカルボニル化合物を生成する。
    特に3DGとMGはグルコースの10,000倍の反応性を有する。
    このため糖化反応系におけるこれらの生成は、未反応のアミノ酸残基に作用して糖化反応を急速に進行させる。

    その後、生体内ではα-ジカルボニル化合物、シッフ塩基やアマドリ化合物の分解、脂質過酸化反応由来のアルデヒド、糖の自動酸化や分解などによりAGEs(advanced glycation endprpducts:糖化最終産物)が生成する。
    AGEsという名称は、あくまでも糖化反応による生成物の総称であり、一定の構造を示す化合物ではない。
    AGEsにはin vitroで生成するものを含め、現在まで様々な構造物質が解明されている(図3)。



    主なAGEs構造体
    図3. 主なAGEs構造体
    R側鎖の構造は糖の種類によって異なる
    (渡辺と早瀬,AGEs研究の最前線(メディカルレビュー社)より)

    1990年代以降、抗AGE抗体を用いた免疫学的研究によって、AGE修飾タンパクが糖尿病性血管合併症、動脈硬化、アルツハイマー病など、多くの疾患病変部に沈着していることが確認された。
    これら病変部でのAGEs蓄積が、その病気の直接因子なのか、単に病態の結果を反映しているのかは今もなお明確になっていないが、多くの研究がAGE受容体との反応が病変の発症・進展に必須な役割を果たしているという視点から展開している。
    AGE受容体に関する研究では、病変部における病態発症へと導く詳細なメカニズムや、生体内AGEsをトラップして無毒化するメカニズムなど、未解明な課題があり今後の機能解析が期待される。



    生体内のパスウェイの研究は、日進月歩だが、糖化反応経路は、まだまだ未解明な部分が多いんだな。
    地味な基礎研究に携わる、全ての科学者に敬意を表したい。

    肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))
    鯖田 豊之
    中央公論新社
    1966-01
    735円


    わたしが肉食をやめた理由 (いのちと環境ライブラリー)
    ジョン・ティルストン
    日本教文社
    2007-03
    1200円




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