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    秀才デザイナー 井上のきあさん

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    世の中には、「この人はスゴイ!」と思わせる人がいる。
    デザイナーの井上のきあさんも、その一人だ。

    井上のきあさんが、フォトショップやイラストレーターなどの画像編集ソフトウェアの使い方をマスターした方法を知って驚いた。
    分かりづらいやり方を、軽々とやってのける人もいるんだ!と。

    Photoshop+Illustrator Design Technique
    井上 のきあ
    翔泳社
    2008-11-05
    ★★★★☆


    井上のきあさん:デザイナー&ライター: クリエイターズステーション

    新しいアプリケーションは、「ヘルプ」を、全部読んでマスター。
    関連書籍に記されているようなことは、実は、全部ヘルプに入っているんです。


    私、新しいアプリケーションは大体3日くらいで使えるようにします。本が書けるレベルまで。3日でどうにかならなかったら、たぶん相性が悪いので諦めます。



    3日で、マスターするって、どうやって?

    「ヘルプ」を、全部読みます。関連書籍に記されているようなことは、実は、全部ヘルプに入っているんです。自分に関係ないと思えるような項目も、流し読みでもいいので、とにかく全部読む。フォトショップも、イラストレーターもそうやって覚えました。
    読んでおくと、絶対に発見があるので、理解が進むし、技法にも結びつく。「あれとあれを合わせると、あれに使えるな」という連想の連鎖で、自分なりの使い方ができてくるんです。アプリケーションのマスターにお金を使いたくないなら、ヘルプを読め! それが私からのアドバイスです。



    「ヘルプ」が、そんなに役立つとは。

    アプリケーションにもよりますが、わたしが書いてる解説書なんかより、ぜんぜん詳しく書かれていますよ。ただ、ほとんどの人は、確実に、最初の1章で飽きる(笑)。開発側が書いてるので内容は正確だけど、読み物として小説みたいにおもしろいわけではない。そこを我慢して最後まで読めるかどうかが勝負ですね。読めなかったら『Illustratorデザインメソッド』(MdN)を買ってください(笑)。まあこれも読破するのがめんどうなくらい長いですけど。『Photoshopデザインメソッド』ももうすぐ出るのでよろしくおねがいします。



    ●易きに流れる
    そう。
    ヘルプのようなドキュメントは、六法全書のように、長ったらしいだけで、読みづらい文書なんだ。
    だからこそ、分かりやすく編集された解説本が世間で売られていて、みんなが買っている。

    しかし、井上のきあさんのような、逆転の発想はそこにはない。
    「読みづらいので読みやすい本を探す」という発想ではなく、「読みづらいけど頑張って読む」という発想がなかった。

    イラストレーターやフォトショップのヘルプドキュメントを見たことがある人なら分かると思うが、あれを全部読むのはなかなか大変だ。
    しかし、ヘルプには、そのソフトのすべてが書かれている。
    一番詳細な解説書は、ヘルプだったのだ!盲点!

    以前の自分なら、ヘルプを読んで使い方をマスターする、などという途方もない作業は避けていただろう。
    しかし、リーディングハニー速読法を学んで、読書のブレーキ、リミッターがなくなった今、読んでみても良いと思った。

    ネットワーク技術の勉強でも同様に、RFCを恐れずに読んでみることだな。

    ●事務処理能力
    人間の知的活動のうち、知識を習得して、その知識を使いこなす能力を「知能」と定義している。

    人生の不良債権を回収する方法 - 浜村拓夫の世界

    人間の知的活動レベルには、
    (1)知識
    (2)知能
    (3)知恵
    という3段階がある。

    「知識」=ある事柄についての情報。情報の内容が正しいかどうかを確かめる方法があれば知識で、なければ空想。知識がある人を「ガリ勉」という。

    「知能」=知識を組み合わせて使いこなす才能。事務処理能力などが知能にあたる。知能がある人を「秀才」という。

    「知恵」=知識、知能によっては得られない、真実を見抜く能力。知恵があれば、誰も知らないことでも発見できる。知恵がある人を「天才」という。

    日本の学校教育で与えられるものは、上記(1)と(2)の知識と知能だけであって、(3)は得られない、という認識がなければ、すでに知恵がない=無知ということになるな。



    井上のきあさんのようなタイプの人は、上記の分類だと「秀才」に該当する。
    ・ヘルプを読んで知識を吸収できる。
    ・知識を組み合わせて、本を書ける。

    井上のきあさんは、東京大学文学部出身とのことなので、文章を読むリテラシーがもともと高いのかもしれない。
    井上のきあさん - 東大な人 - UT-Life

    基礎的な技術は、雑誌とかそれこそ今自分が書いてるような本を買ってきておぼえました。
    あとは自分がきれい、と思った雑誌の段組や余白などを、実際に定規で測って真似したり、文字のサイズを納得がいくまでいじってみたり。



    井上のきあさんも、最初は本を読んでいたんですね。

    今のような教則本の執筆をはじめたのは2,3年前かな。
    わたしみたいな素人あがりがなんとか仕事できているのは、いろいろタイミングがよかったから、具体的にはパソコンのおかげだと思っています。
    パソコンを使えば、訓練された人でなくてもきれいな線が引けるし、美しいグラデーションが描ける。専門教育を受けてないわたしがこんな仕事ができたのは、やはり絵を描く道具としてパソコンがあったことが大きいんです。
    それも、ちゃんと使い物になる状態まで進化した状態であったこと。
    わたしはほんとうに運がよかったと思います。



    本を書いていれば、その道のプロを自称しても通じるが、謙虚ですね。

    フリーランスゆえの仕事観・忙しさ
    どの業界もそうだと思うんですけど、ただやる気があるだけではお金になりません。
    自分なりのコンテンツを持っていて、しかもそれが売れないといけない。
    確かに自分が苦労して作った本を見て「よし、また作ろう」と思うのも大切ですが、ビジネスですから、やる気プラス具体的に売れるコンテンツを持っている人間に仕事が来るのが当たり前です。
    だから読者のニーズ、知りたいことを提供するための本を作ることしか考えてないですね。
    同人誌とかやってたので、もう自分のつくりたいものは自分でつくれることがわかっているし、それを商業誌でやる必要なんてないんですよ。



    自分の満足のためではなく、他者の利益になるものを選ぶ。

    自分を発信し、センスを磨く
    わたしがこうして色々執筆させてもらえたのには、いくつかの鍵があります。
    その一つが自分のWebサイトを作ったことですね。



    今はネットがあるから、ものづくりを仕事にしたい、って思ってる人はまず、どんどんそこに自分の作品を流せばいいでしょうね。
    パクられる、とか気にしているうちは仕事にもならないよ。
    色々なところに釣り糸をたらしておくことが大切です。
    業界もつねに人材を探していますし、とにかく自分を発信していくことです。
    せっかくこういう時代に生きているのだから、これを活かさない手はないでしょう。



    積極的に打って出る。

    わたしが学生の頃は就職氷河期で、なんかみんな未来に対して焦ってました。
    わたしも含めて。
    インターンとか、起業サークルとかが流行ってたような。学生ベンチャーブームもあったしね。
    今の空気はわからないけど、とくにやりたいとは思ってないのに、将来のために焦ってそういったことに流されていてはもったいないなーと思うんです。
    いやもちろん、先のこと考えて動いてる人はほんとにすごいと思う。
    どんどんやってください。
    ある意味コケてもダメージが少ないのは学生のうちだろうし。
    でも勉強したいなら、無理して働き癖をつけとく必要はないなあ。
    仕事のノウハウなんて、東大生なら1ヶ月もあればおぼえられますよ。



    焦っても仕方がない。
    無理をしても続かない。
    選択と集中~狙いを澄まして、リソースを効果的に使う。

    プロフィール
    井上のきあ
    デザイナー&ライター。
    文学部歴史文化学科美術史学専修課程卒。
    URL:http://www.slowgun.org

    井上のきあ



    Amazon.co.jpのレビューで評価が高かったから、井上のきあさんの解説本を読もうと思ったけど、本人のやり方を知って、解説本を読む気が失せました。(笑)
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