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    知的障害者の雇用創出

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    知的障害者を雇用している会社の話があった。
    知的障害者が人生を教えてくれる工場 日本理化学工業が成し遂げた本当の「偉業」とは

    働く生きがいを見出せるような環境作りに取り組んでいる経営者の理念が立派だった。
    大山泰弘会長曰く、「利他の心」を持てと。

    「言うは易し、行うは難し」~頭が下がる思いがした。本当に自分はまだまだだと思った。

    利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵
    大山泰弘
    WAVE出版
    2011-04-22


    工場では、十数人の作業者が1つのラインに沿ってチョークづくりに励んでいた。
    ラインに立つ作業者たちは全員、知的障害者である。



    1959年のことだ。ある養護学校の先生が「生徒を就職させてもらえませんか」とやって来た。
    大山氏は「知的障害者を雇うなんて無理な相談です」と断った。
    だが、養護学校の先生はあきらめず、数日後にもう一度やって来た。大山氏が断ると、三たびやって来た。



    そして、「就職を、とは言いません。せめて働く体験だけでもさせてあげてもらえませんか」と言う。
    「あの子たちはこの先、親元を離れて地方の施設で暮らすことになります。一度だけでも働くということを経験させてやりたいんです」と懇願してくる。
    それを聞いて大山氏は「それでは、2週間程度なら」とやむなく受け入れた。



    就業体験にやってきたのは、2人の15歳の少女だった。
    2人は会社で最も簡単な仕事を担当してもらった。
    完成したチョークを入れる箱にシールを張る仕事だ。
    少女たちは、真剣に、無心に仕事に励んだ。
    「もう昼休みだよ」と声をかけても手を休めようとしなかった。



    2週間の就業体験が終わった。
    大山氏は「ああ、無事に終わった」とほっとした。
    しかし、「終わり」ではなかった。
    2人の世話をしていた社員がやって来て、こう言った。
    「こんなに一生懸命やってくれるんだから、2人を雇ってもらえませんか。私たちが面倒を見ますから」

    大山氏が「本当に大丈夫なの」と聞くと「大丈夫です」と言う。
    「社員の総意です」と熱心に頼んでくるので、大山氏は観念した。
    2人を社員として雇うことにした。



    住職は少し間をおいて、大山氏の顔をじっと見つめてこう答えた。

    「人間の究極の幸せはなんだと思いますか。それは次の4つです。人に愛されること。人に褒められること。人の役に立つこと。そして、人に必要とされること。

    愛されること以外の3つの幸せは、働くことによって得られます。障害を持つ人たちが働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証しなんですよ」

    大山氏はその話を聞いて、はっと気がついた。
    2人の少女がなぜあれほど働くのか。
    それは、働いて褒められ、人の役に立ち、人に必要とされることで、生きる喜びを感じていたのだ。



    毎日、にこやかに誇りを持って仕事をしている彼らと、毎日、「いやだ、いやだ」と憂鬱な気分で出社し、誰かを呪いながら働く健常者を比べると、どちらが本当に「幸せ」なのか分からなくなってくる。

    かつて禅寺の住職は大山会長に、人間の究極の幸せは4つだと説いた。
    その教えが正しいことを、工場の知的障害者たちは身をもって示してくれている。
    彼らは社会のことを知らない分、世俗的な野望や邪念がない。だからこそ私たちは、純化された幸せの本質を彼らの中に見出すことになる。



    同社を社会見学した小学校5年の生徒が、大山会長に手紙を送って寄こした。
    「神様は、どんな人にでも世の中の役に立つ才能を与えてくださっているんですね」と書いてあったという。




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