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    P2PはGoogleを超える

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    Winny(ウィニー)というファイル交換ソフトを作った人が、著作権法違反幇助の罪に問われて裁判になっていたが、二審で無罪の判決が出た。
    「P2P(Peer to Peer)」という個人間のデータ通信を実現するネットワーク技術は、人類を支配するために利用される技術 これから大きく発展する技術になる、と予想している。
    日本がP2Pの分野で先行者利益を享受し、巨大な国益を得るためには、この無罪判決は当然であると言わざるを得ない。

    Winnyの技術Winnyの技術
    (2005/10)
    金子 勇

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    「Winny」開発者・金子勇氏、逆転無罪、大阪高裁で控訴審判決

    ファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開したことが著作権法違反幇助の罪に問われた金子勇氏に対する控訴審判決公判が8日、大阪高等裁判所で開かれた。
    小倉正三裁判長は一審判決を破棄し、金子氏に対して無罪の判決を言い渡した。

     一審判決では、Winnyは価値中立なソフトだと認めた上で、価値中立なソフトの開発・公開が著作権侵害の幇助に問われるかどうかについては、慎重な判断が必要だと指摘。
    判断基準として、
    1)実際のソフトウェアの利用状況、
    2)それに対する開発者の認識、
    3)開発者の主観的対応
    ――の3点を示し、金子氏はWinnyが違法に使われていることを知った上で開発・公開を行っていたとして、金子氏に罰金刑を言い渡していた。

     一方、控訴審判決では、ソフト提供者が著作権侵害の幇助と認められるためには、利用状況を認識しているだけでは条件として足りず、ソフトを違法行為の用途のみ、または主要な用途として使用させるようにインターネット上で勧めてソフトを提供している必要があると説明。
    金子氏はこの条件に該当しないとして、一審判決を破棄し、無罪を言い渡した。



    京都府警のサイバーポリスは、裁判の敗北を受け入れ、good loser(潔い敗者)として別の分野で頑張ればいい。

    京都府警 - サイバー犯罪対策室

    いっそのこと、Winny作者と手を組んでエシュロンを超える情報監視システムでも作ったらいいのではないか?

    ●Googleの欠点
    巨大なデータセンターを持つサービスには欠点がある。

    (1) 大電力の消費
    (2) 情報の局在化
    という欠点である。

    電力消費と情報の局在化は連動しており、P2Pによる分散化で解決される。

    ●「データ」と「情報」の言葉の定義
    会話は共通の言葉によって成立する。
    共通の言葉は、共通の定義によって成立する。
    「データ」と「情報」という言葉は、似たような意味だが、厳密にはどのように使い分けられるべきだろうか?

    情報とは何だろうか (PDF)

    データが情報になるかどうかは、受け手で決まる。



    データ → 人間によって、意味や価値を付与される前のシグナル
    情報 → 人間がデータを受け取り、意味や価値が付与された後のシグナル

    人間を関数に見立てれば、人間に「データ」が入力されると、「情報」が出力されると。
    現象学という哲学の一分野で、「エポケー」(判断停止)という概念が提唱されている。
    データの意味が判断できないときは、エポケー(判断保留)によって、データはデータのままで放置されて、情報に変換されない。
    =フランス語を知らない日本人が、フランス語の音声(データ)を聞いたとき、意味を理解できない(情報として活用できない)場合とか。

    ●情報は金になる
    情報の局在化は、デジタルデバイドによる人間疎外を加速させている。

    デジタルデバイドとは 【digital divide】

    デジタルデバイドとは、パソコンやインターネットなどの情報技術(IT)を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差



    情報格差 - Wikipedia

    情報格差(じょうほうかくさ)とは、対象間における情報量に差があること。
    また、その差によって「情報強者」と「情報弱者」("情弱"と略されることがある)の間に生じる格差のことを指す。



    もしも、現代にカール・マルクスが生きていたら、この情報格差が大きくなっていく社会に対して、嘆き悲しむことだろう。
    なぜなら、「情報は金になる」のだから。
    知らなくて損をしていることは、たくさんある。

    Amazon.co.jp: エシュロン―アメリカの世界支配と情報戦略

    経済競争で自国の企業を有利に導くため、米政府が産業スパイ目的に利用しているとされる通信傍受システム「エシュロン」。
    これに警戒感を強める欧州連合。冷戦終結で、今や情報戦争の主役は企業の経済活動に移った!



    情弱の特徴は、以下の2点である。

    ・自由に情報を得ることができない。
    ・自由に情報を発信することができない。

    情報の格差に連動して、貧富の格差も生じる。

    ●個人が情報発信する時代
    個人が大幅な進化を遂げるためには、人生はあまりにも短い。

    トーラー、タルムード、カバラといった生活の知恵を子供の頃から叩き込まれているユダヤ人は、人生のスタート地点においては多少有利だろう。
    しかし、ウサギと亀の競争よろしく、スタートダッシュだけだ。

    自分さえよければ他人はどうでもいい」というエゴを増長させて、シオニズム~選民思想を追求していたら、ユダヤ人といえども破滅に至る。
    理由は簡単。満足度=所有/欲求 → 分母は無限に増やせるが、分子は有限だからだ。

    ユダヤ人に見習うべき点があるとすれば、伝承による教育の確立だ。
    現代人は、スキルトランスファーの手段としてインターネットを活用すべきである。

    そのためには、受身であってはいけない。
    自らが、情報の発信者にならなければならない。

    ホセ・オルテガ・イ・ガセト - Wikipedia

    オルテガの思想は、「生の理性 (razón vital)」をめぐって形成されている。
    「生の理性」とは、個々人の限られた「生」を媒介し統合して、より普遍的なものへと高めていくような理性のことである。

    彼の定義によれば、大衆とは、「ただ欲求のみを持っており、自分には権利だけあると考え、義務を持っているなどとは考えもしない」、つまり、「みずからに義務を課す高貴さを欠いた人間である」という。



    ●P2Pで情報発信者になる
    P2Pは、情報の一極集中ではなく、分散化をもたらす。
    中央集権的なサーバがなくても、個人が連帯して情報発信を行うことができる。
    マスコミとミニコミといったような、単純な量的格差を解消できる。

    P2Pとは 【P to P】 (Peer to Peer)

    P2Pとは、ネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続し、データを送受信する通信方式。
    また、そのような方式を用いて通信するソフトウェアやシステムの総称。
    データの送り手と受け手が分かれているクライアントサーバ方式などと対比される用語で、利用者間を直接つないで音声やファイルを交換するシステムなどが実用化されている。



    では、P2Pをどのように利用すればいいのか?
    個人が、マスコミ(テレビ、新聞、出版社など)と対等に情報発信できるようになればいい。
    つまり、PeerCastのようなサービスをもっと手軽に使えるようにして、さらに過去の情報をオンデマンドで再生できるような分散リポジトリがあれば良い。

    PeerCast - Wikipedia

    PeerCast(ピアキャスト)は、オープンソースで開発されているPeer to Peer方式のストリーミング配信ソフトウェアである。



    ●P2Pのツールを作る
    PeerCastのネットワーク構造は、ツリー型なので上流と下流のノードが出来てしまうが、メッシュ型のP2P(=網目状のノード)に変更できればいい。

    ・TwitterをP2Pにしたようなツール
    ・ニコニコ生放送をP2Pにしたようなツール
    ・過去の情報も分散してキャッシュできるツール
    ・人間一人一人に携帯電話のような通信端末を与えてP2Pでつなぐ

    ●P2PはGoogleを超える!?
    Amazon.co.jp: テレビは見てはいけない

    著者のやっている事業の宣伝本です。そして腐ったテレビ(それは正解だが)を批判して、自分の行いつつある事業が、いかに革新的だかを褒め称えているいやらしい自画自賛の宣伝本です。



    (P.42~P.47)

    ユーチューブを傘下に収めるグーグルが抱えている最大の問題は、P2Pではないことです。
    グーグルという企業は「電力」というボトルネックを抱えているのです。

    これまでの人類の歴史では常に、ある技術はその限界効用を抑えて、次の技術に移り変わっていきました。
    トヨタや日産、GM(ゼネラルモーターズ)といった会社がマイクロソフトに勝てなかったのは、物理的にモノを生産するという行為の限界が訪れたからです。
    マイクロソフトのビジネスモデルでは、最初にソフトをつくるのは大変ですが、一度つくってしまえば、その情報をCDに焼き付けて大量に売り捌くことが出来た。

    但しそのマイクロソフトも、グーグルの登場で一気に古くなりました。
    「CDを焼いて箱に入れて売る」という物理空間での商取引がマイクロソフトのビジネスを支えていたからです。
    グーグルのビジネスは、サーバーにアクセスした人に回線を通じてデータのデジタルコピーを渡すだけですから、物理空間の制限をいっさい受けません。
    だからこそグーグルは僅か数年で、インターネット・ビジネスの世界で覇者となりえたのです。

    しかし、そのグーグルにも限界効用があります。それが電力です。
    アメリカでは2000年から2005年のあいだに、データセンターの電力消費量が二倍になったそうで、その殆どがグーグルのサーバーに使われたと囁かれています。
    グーグルが世界じゅうの人々に齎した利便性は非常に大きなものですが、その裏側でとてつもない電力を使用しているのです。

    さて、グーグルの限界効用は、大きくなる一方の超巨大サーバーを自前で持たなければならないことと、その運用に莫大な電力を消費すること。
    そしてP2Pは、その二つのどちらも必要としないのです。
    電気代は各家庭が払ってくれる。データを記憶するメモリーも各パソコンに分散している。
    P2Pにはグーグルのような限界効用が働かないのです。だからグーグルを追い落とすのはP2Pしかない。



    P2Pが普及したら情報量が爆発的に増えて、その後ノイズ(ゴミ情報)が淘汰されるだろう。
    淘汰というか、フィルターが発達するはずだ。
    P2Pでは一人一人の個人が主役だから、情報の価値の重み付けにも当然人間が関与できる。

    ・有人のフィルター
    ・無人のフィルター

    無人のP2P検索エンジンができたら、それは今のGoogleとは別の形になる。
    でも、Googleがそれを作っちゃったら、Googleの独壇場は続くかも!?
    世界政府の実現を支援するGoogleだから、それくらいは簡単だろうな。

    世界政府

    「世界政府っていうものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないはずのシステムは全部グーグルで作ろう。
    それがグーグル開発陣に与えられているミッションなんだよね」
    グーグルに勤める友人は私にこう言った。


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