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    中国の情報統制

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    中国が、国内で情報統制を行っていることは、つとに有名である。

    チベットクロックの設置方法

    「中国のインターネット,法的,技術的な規制が広範に存在」,ONIの調査 :ITpro
    インターネットの規制に関する研究団体OpenNet Initiative(ONI)は,中国のインターネット規制について調査した結果を米国時間4月14日に発表した。それによると,中国は世界で最も広範で技術的にも高度なインターネット規制を展開しているという。



    中華的雑記帳 中国のインターネット規制(2)

    外国在住の方でも、あるサイトが中国においてアクセス遮断されているかどうかを知ることが可能である。「Real-Time Testing of Internet Filtering in China」というハーバード・ロースクールのサイトで簡単に調べることができる(http://cyber.law.harvard.edu/filtering/china/test/)。



    他人に騙されないためには、真実を知る必要がある。
    真実を知るには、自分で確かめる以外に方法がない。
    自分の経験すら信じられない人間が、一体何を信じるというのだろうか?
    自分の経験に礎を置きつつも、自分の知っていることが全てではないという認識から、探究心は生まれてくると思う。

    真実を知りたいという姿勢が希薄な人、思い込み(幻想)で物事を判断する人は、自分に都合の悪い真実を否定したり、あるいは自分の無智を棚に上げて「騙された!」と他人のせいにする傾向がある。

    数学の理論は、提唱した人物が善人だろうが悪人だろうが、正しければ正しい、間違っていれば間違っていると判定できる。(例えば、ガロアとか。)
    その意味で、純粋な論理性とは、人間の個性や、好き嫌いという感情を超越しているといえる。
    数学の理論には、自分と他人の区別や自尊心を導入する必要がないので、自分が持っている認識や考え方が間違っていれば、即座に修正できる。

    人間は、論理の整合性だけでなく、感情によって動いている部分もあるので、自分が持っている間違った認識を訂正することができない場合がある。
    好き嫌いという感情は、論理ではなく、経験の構成に由来しているので、人ぞれぞれ違う。
    自己アイデンティティ(これが「自分」だと思っているもの、自己像)の中で、嫌いな部分(自己嫌悪)は改善できるだろうが、好きな部分(自己執着)は変えたくないと考える。

    感情について理解を欠いている人は、自分の持っている間違った認識を修正することが困難だろう。
    これは中国人に限ったことではないが、中国人が自らの非を認めない仕組みは理解できる。

    日本で聖火リレーが行われた日、中国人の友達とチベット問題についてやり合ってしまった。

    2008-04-28

    やっちまった。日本で聖火リレーが行われた日、中国人の友達とチベット問題についてやり合ってしまった。

    本音を言えば、彼女とはチベット問題について語りたくなかった。「中国を悪く言う人は誰であれ許さない」っていうくらい、愛国心の強い人だって分かっていたから。


    彼女は25歳、中国で二番目に良い大学を卒業し、ケンブリッジ大学の修士を終えた、言ってみれば秀才だ。

    ちなみに自分は29歳。女。一応日本で修士は取ったけど、いまは無職w

    その日はお互いにイギリスを発つ直前、最後に一回会おうということで一緒にパブに行った。実は、ちょっとお互いの雰囲気が悪くなっているのを修復する為にも会いたかった。ワインを飲んでいい気分で楽しく話しているうちに、彼女が切り出した。


    彼女:今オリンピックの聖火リレーでロンドンとかパリで妨害を受けているのを知ってるよね?本当にむかつく。スポーツと政治を混ぜるべきじゃない。知ってる?第一次世界大戦中だって、オリンピックは開催されたんだよ

    私:うーん、モスクワオリンピックだってボイコットあったし、そもそもオリンピックがそんなに神聖なものだとも思わない。


    後はもう、怒濤のやり合い。私も彼女もいったん議論が始まったら後には引かない性質なのでノンストップで1時間半ほどやり合った。ちなみに西洋のマスメディア批判・それを鵜呑みにする西洋人の批判・正義に見せかけたアメリカの乗っ取り陰謀というのはもうデフォルトで刷り込まれてた。もう中国人のテンプレ通りの論理の展開ですね。


    彼女:法輪功なんて中国じゃあ非科学的で馬鹿にされている。あれを信じている人は本当に愚か。

    私:バカバカしいからって抑圧されていいわけじゃないよ。

    彼女:中国は広いし、衝突があるのはしょうがないよ。他の国にだってこういう衝突はいくらでもあるのになぜ中国ばかり批判されるのはおかしい。第一、ほとんど全ての、99.9999999999999パーセントの中国人が政府に満足しているし。

    私:大部分の人間が幸せだからって、少数派の声が無視されていい訳じゃない。それが民主主義の考え方だよ。中国が西洋と並ぶような国になりたいならそれは避けては通れないよ。


    彼女:でも人権侵害だとか宗教の迫害だとかありえないし聞いた事がないよ。

    私:チベットでダライラマの写真が持てないとか聞いたよ。それはどうなの?

    彼女:中国では宗教の自由は保障されている。仏教徒はたくさんいるし、なにより私の姉はクリスチャンだもん。何を信じようが自由はある。とにかく、人権侵害なんてないし、街は平和。嘘だと思えば中国に来てみれば良いよ。

    私:でもツーリストか行ける場所なんて裕福な場所に決まってるし、短期間の滞在で何かが分かるとも思えないよ。


    彼女:政府が情報を統制しているから知らないだけだとか言うかもしれないけど、弾圧だとか酷い人権侵害が実際に起きているのなら中国に居たら絶対に耳に入るはずだよ。おかしいよ。今まで中国に居てそんなこと聞いた事ないもの。

    私:(‥絶句。なんで断言できるんだ。自分で中国は広いっていったじゃないか。)とにかくテロ行為をするんでもないのに反政府的だってだけで刑務所に入れられるのはおかしいよ。


    彼女:彼らだって権力が欲しいだけだよ。思想を表明しただけとか言われているけど本当に何をやったのかなんて分からないよ

    私:‥‥‥‥‥‥。

    彼女:情報統制だって、私が中国に居たときには全然そんな事されているように感じなかった。

    私:それはあなたが、検閲の対象になるようなチベットとかそういう事柄について興味が無いからだよ。


    彼女:政府が賄賂だとか癒着だとか、悪い事をやっているのは知っている。それでも私は政府が好きだ。反政府の人間は本当に許せない。

    私:どうしてそんなに許せないの?暴力的でない限り思想を表明する自由は奪われるべきじゃないよ。

    彼女:法輪功もダライラマも反政府の人間も、結局権力を求めて人々を操作しているだけだよ。

    私:‥‥‥。ダライラマは独立を求めないって言ってたじゃん。たとえもし、権力を求めているのだとしても、それは今中国政府がやっていることと同じじゃないの?権力を維持する為に、人を操作する。権力を奪われたくないからってそれを鎮圧するのはおかしい。健康的な国じゃない。

    彼女:一党独裁が良くないのは知っている。ただそれを変えるのは少しずつでなくちゃいけない。今急激に変化させたら中国の経済が駄目になってしまうもん。チベットの問題のために経済を犠牲にしていいとは思わない。


    彼女:チベットはより豊かなアメリカと繋がりたいだけ。 正直言って、中国はまだ貧しい。子供が貧乏な国をいやがって、より豊かな親を望むのと一緒。それだけ。 知ってる?政府はチベットを金銭的に補助しているんだよ。鉄道だって作ったし、教育だって優遇している。

    私:経済的に優遇しているのは知ってるよ。でも彼らが求めているのは経済的な幸せじゃないから、問題なんじゃないの? 彼らが欲しいのは人権だとか宗教の自由じゃないの?だから問題なんじゃないの?


    彼女:とにかく私は反政府主義者は大嫌い。政府が嫌なら他の国でも行けば良いよ。その自由はあるもの。

    私:なんでそんな理由で自分の国を、土地を捨てなくちゃ行けないわけ?なんでチベット人がインドに行かなくちゃいけないわけ?

    彼女:あなたは自分の国が切り離されるわけじゃないから私の気持ちがわからないんだよ!


    途中彼女もそうとう感情的になり、論理がめちゃくちゃな所もあった。でもその分本音も聞けたと思う。特に経済云々のところはとくにそうだし、私もそういう気持ちが中国人にあることは納得出来る。

    彼女は、私の反論について答えられない時はとにかく,「ほとんど100パーセントの中国人は政府に満足している、そして反政府主義者は許せない」と繰り返した。


    とにかく、彼女の盲目的すぎる政府への愛、にとにかく違和感を覚えた。なんだ、この忠誠心。海外在住のエリート、頭は切れるし、もちろん英語の情報も理解出来る、なのにどうして中国政府の言い分だけを受け入れる?本当に中国での情報統制が完璧で、海外に出て来てから周りで言われる中国の実情と、自分が生まれ育つうちに聞いてきた理想の中国政府像がかけ離れすぎていて受け入れられないのか。そうかもしれない。ちなみに彼女はイギリスに来て私に教わるまで、北朝鮮が「ああいう」国だと知らなかったらしい。おそろしや中国の情報統制。


    チベットとアメリカの事について親子の例を出していたのは彼女自身だが、もしかすると、彼女ら若い世代の中国人は政府に対して親に対するような忠誠心を持っているのかもしれない、と思った。親が幾ら悪い事をしようが、それに対して反抗するのは許せない。だって親だもの、ってことなのか。それって儒教教育のせい?好景気しか経験してないから批判的な目が育ってない?

    なんだろう。日本みたいな国で育ったせいか、もちろん自分の国は好きだけど政府についてはちょっと批判的なスタンスでいるくらいの方が国としては健康的なんじゃないかと思っちゃっている。そんな自分にとっては,彼女の盲目さは異常。彼女と同世代の中国人がみんなこんな感じなのかと思って、正直気持ちが暗くなった。



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    11歳で捕らえられ、獄中で10年以上にわたり悲惨な拷問や虐待を受け続けた尼僧ガワン・サンドル。
    彼女の半生を通じて、半世紀にわたり中国の占領下にあるチベットの悲劇的現状を知らしめる。
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    ■中国ゼリー層-明日の中国を切り拓く原動力となるか?

    ■中国ゼリー層-明日の中国を切り拓く原動力となるか?
    こんにちは。私のブログでは、「中国分裂の筋書」を10回にわたり連載しました。最期の回では、新生民主中国の大繁栄の筋書きを書きました。ただし、この筋書を成就するためには、いわゆる中国の80後世代の中でもゼリー層と私が呼ぶ層が台頭し、彼らが民主中国の指導層となる必要があります。また、その可能性が大きいと思います。私は、最近非常に目立つ、中国国内外でデモをしているような連中は、新生民主中国を牽引する原動力にはなりえないと思います。これからの、私のブログではこのゼリー層に着目していきたいと思っています。私のブログでは、ゼリー層について解説してみました。是非ご覧になってください。
    このブログにでてく女性、ゼリー世代ではあってもゼリー層ではないのだと思います。しかし、この女性も民主中国ができあがったときには、ガラッと変身すると思います。
    私のいう、ゼリー層はいまのところ、表舞台にはでできていません。おそらく、10年後くらいにはでてくるでしょう。

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