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    EU 日本に死刑の執行停止求める

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - EU 日本に死刑の執行停止求める あとで読む
    人間のエゴの本性は、
     「自分が一番かわいい」
     「自分さえ良ければ他人はどうでもいい」
    という自己中心的な意識である。

    cf. 人間の行動原理 - 浜村拓夫の世界

    殺人を禁止するために殺人を行う
    =死刑は矛盾を内包している。

    「1人殺せば犯罪で、100人殺せば英雄だ」
    平和時に人を殺せば犯罪者扱いだが、戦争時に敵兵をたくさん人殺せば勲章をもらえる。
    殺人に良い殺人と悪い殺人の2種類があるのは、自分と他人に適用する基準が別々のダブルスタンダードに基づいているからだ。

    ダブルスタンダードに基づく矛盾を解消するためには、殺人を禁止/抑制する手段として、殺人(死刑)以外の方法を用いるしかない。




    EU(欧州連合)は、日本政府に対して死刑の停止を申し入れた。

    EU:日本に死刑の執行停止求める - 毎日新聞

    毎日新聞2018年7月6日 18時51分

     欧州連合(EU)の駐日代表部は6日、加盟国の駐日大使らと連名で、日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。死刑撤廃を加盟の条件とするEUは国際社会でも死刑廃止を目指している。

     声明ではオウム事件が「日本と日本国民にとってつらく特殊な事件であることを認識している」と述べ、テロ行為を非難すると共に犠牲者や遺族に共感の意思を伝えた。その上で死刑には「犯罪抑止効果がない」と指摘し、冤罪(えんざい)による過誤も「不可逆」だとして「いかなる状況下での極刑の執行にも強く明白に反対する」と主張。日本政府に死刑廃止を前提とした執行停止の導入を訴えた。

     国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)も6日、「司法当局には説明責任だけでなく、すべての人権を尊重することが求められているが、死刑は究極の人権の否定である」と非難した。

    【ブリュッセル八田浩輔、パリ賀有勇】




    日本で死刑が執行されたことを受けた、現地共同声明 - 欧州対外行動庁

    Tokyo, 06/07/2018 - 05:30, UNIQUE ID: 180706_1
    EU News 163/2018

    <日本語仮訳>

    駐日欧州連合(EU)代表部およびEU加盟国の駐日大使ならびにアイスランド、ノルウェー、スイスの駐日大使は、以下の声明を発表した。

    「7月6日、7人の死刑が、日本の当局により執行された。刑が執行されたのは1995年に東京の地下鉄で実行された、サリンによるテロ攻撃の犯人であることが判明したオウム真理教のメンバーであった。

    EU、その加盟国、アイスランド、ノルウェーおよびスイスは、同事件が、日本そして日本国民にとってとりわけ辛く特殊な事件であることを認識している。われわれは、心からの同情を表し、犠牲者とその家族の苦悩を共有し、加害者が誰であれ、またいかなる理由であれ、テロ行為を断じて非難する。

    しかしながら、本件の重大性にかかわらず、EUとその加盟国、アイスランド、ノルウェーおよびスイスは、いかなる状況下での極刑の使用にも強くまた明白に反対し、その全世界での廃止を目指している。死刑は残忍で冷酷であり、犯罪抑止効果がない。さらに、どの司法制度でも避けられない、過誤は、極刑の場合は不可逆である。日本において死刑が執行されなかった2012年3月までの20カ月を思い起こし、われわれは、日本政府に対し、死刑を廃止することを視野に入れたモラトリアム(執行停止)の導入を呼びかける。

    われわれは、友人であり同じ考えを持ち、価値や原則を共有する日本を含めた、全世界における死刑廃止を引き続き積極的に追い求める。われわれはそれを、建設的な精神を持って、また国連人権理事会の普遍的・定期的レビュー(UPR)の枠組みにおける勧告に則って行う」




    Joint local statement on executions in Japan - European External Action Service

    Tokyo, 06/07/2018 - 05:30, UNIQUE ID: 180706_1
    EU News 163/2018

    The European Union Delegation, the Heads of Mission of EU Member States and the Heads of Mission of Iceland, Norway and Switzerland issue the following statement in Japan:

    On 6 July, seven executions were carried out by the Japanese authorities. Those executed were members of the Aum sect, who have been found responsible for the heinous sarin terrorist attack perpetrated on the Tokyo subway system in 1995.

    The European Union (EU), its Member States, Iceland, Norway and Switzerland recognise that this is a particularly painful and unique case for Japan and its citizens. We convey our heartfelt sympathy, share the suffering of the victims and their families and absolutely condemn terrorist attacks, whoever the perpetrators and for whatever reason.

    However, notwithstanding the gravity of this case, the European Union its Member States, Iceland, Norway and Switzerland are strongly and unequivocally opposed to the use of capital punishment under all circumstances and we aim at its universal abolition. The death penalty is cruel and inhuman, and fails to act as a deterrent to crime. Furthermore, any errors - inevitable in any legal system - are irreversible. Recalling the period of 20 months before March 2012 when no executions took place in Japan, we call on the Japanese government to adopt a moratorium on executions with a view to abolishing this punishment.

    We will continue our active pursuit of abolition of the death penalty worldwide, including in Japan, a friend and like-minded country, with which we share values and principles. We will do so in a constructive spirit and in accordance with the recommendations made in the framework of the United Nations Human Rights Council Universal Periodic Review (UPR).



    地球には、死刑存置国と死刑廃止国がある。
    死刑があってもなくても殺人は起こっている。
    死刑を廃止するためには、殺人をなくす改善が必要だ。

    死刑廃止は、とても大きな問題だ。
    簡単には解決できないだろう。
    しかし、それでも人類の進化のためには、避けては通れない道なのである。

    日本は将来、死刑を廃止すべきだろう。

    死刑廃止論
    団藤 重光
    有斐閣
    2000-04-01
    ¥ 3564

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