中央銀行の信用創造ではなく、利用者各人の相互信頼が重要なのだ。
資本主義経済の改善は、仮想通貨の普及によってもたらされるだろう。
仮想通貨のスマートコントラクト(契約の自動化)は、ITによる社会の効率化、経済活動の効率化をもたらす。
スマートコントラクトとは何か? Smart Contractの定義 - Qiita
「スマートコントラクト」という言葉の使い方
1. デジタルの形の約束事 (概念提唱者のNick Szaboの定義)
2. 賢い契約 (直訳して、言葉をそのままに解釈)
3. プログラム化された契約
4. 自力執行権のある契約 (self-enforcing contract by Nicolas Dorier)
5. スマートコントラクト・プラットフォーム上で動くプログラムのこと
狭義でEthereum上で動くプログラム、コントラクトのこと
Ethereumにおけるスマートコントラクト
Ethereumは、当初Ethereumをスマートコントラクトと分散型アプリケーション(DApp)プラットフォームと言っていました。(現在ではワールドコンピュータと表現)。
スマートコントラクトで67兆円規模に広がるブロックチェーンの世界 - BCCC発表会 | マイナビニュース
現在のブロックチェーンは取り引きや手続きの登録、履行の記録などを実現する「スマートコントラクト」のレベルに進みつつある。
スマートコントラクトは、1990年代にコンピュータ科学者であるNick Szabo氏が提唱した概念で、日本語に置き換えると「契約の自動化」だ。
Szabo氏の説明を引用すると、利用者が必要な金額を投入し、特定のドリンクのボタンを押す自動販売機の販売スタイルがそれに当たる。
「これをブロックチェーンの中で実現し、自動化させるのがスマートコントラクトの世界」だという。
すでにウクライナなどでは選挙の投票システムにブロックチェーンを用いており、業種を問わない展開が始まっているという。
スマートコントラクトの実現により、UberやAirbnbに代表されるシェアリングエコノミーの分野にも用いられる可能性を踏まえ、大谷氏は「非中央集権型であるブロックチェーンの世界が広がっていく」と展望を語った。
IoTとスマートコントラクトが作る“超自動化社会”とは? | Biz/Zine
ブロックチェーンは、ビットコインという貨幣の「台帳」という役割から、ネットワーク型のコンピューティング基盤へと変貌を遂げつつある
ブロックチェーン上で貨幣以外の「資産」を管理する「スマートプロパティ」が生まれてきた。
資産を登録管理するだけでなく、それらの資産に関する処理をブロックチェーン上で実行できるようにする「スマートコントラクト」や、実行できる処理の汎用性を高めたイーサリアム、ハイパーレッジャーなどの「コンピューティング基盤」が生まれてきた。

「ビットコインのP2Pネットワークは世界最大のコンピュータ」なのか? - さくらのナレッジ
「ビットコインのネットワークは世界最大のスーパーコンピュータである」という「ものの言い方」があります。
これは正しいのかどうかを検討するため世界最速のスーパーコンピュータの能力と比較してみました。
その結果、「2重のSHA-256ハッシュ計算」という特定の計算能力については、ビットコインのP2Pネットワークは世界で最も強力なコンピュータであると考えて良さそうです。
仮想通貨ビットコインを動かしているP2P(Peer-to-Peer)ネットワークは、PoW(Proof of Work)と呼ぶ計算競争を常に行っています。
その計算能力の合計を「ハッシュパワー」と呼んでいます。
ビットコインのハッシュパワーが世界最速スーパーコンを上回ったのは2011年6月

ブロックチェーンが生み出したワールドコンピューターは、人類の歴史を変える道具になるだろう。
どのような使い方をすれば良いのか?
アイデアを考えるのが楽しみだ。
![]() | ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか ドン・タプスコット ダイヤモンド社 2016-12-01 |
- 関連記事