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    ブロックチェーンの欠陥

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ブロックチェーンの欠陥 あとで読む
    ブロックチェーンは、ビットコインなど、コンピューターネットワークを利用したお金の移動に使われている技術です。

    ブロックチェーン - Wikipedia

    ブロックチェーンとは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。
    元来、ビットコインの中核技術としてSatoshi Nakamotoによって考案、実装された技術を独立させたものである。

    ブロックチェーンは多数のノードに同一の記録を同期させる仕組みである。
    ノード間の記録に差異が生じた場合には、一定のルールに基づく多数決によって正統な記録を決定することにより、記録の同期を確保していく仕組みとなっている。
    また、既存の記録(ブロック)に新しい記録を追加する際に、チェーン状に次々と追加していくことから、ブロックチェーンと呼ばれている。

    ブロックチェーンはビットコイン発祥の技術である。
    ブロックチェーンはビットコインよりも一般化された概念であるので、以下のような違いがある。

    1. 管理者を置き取引履歴も非公開の形で運用することも可能である。
    2. 採掘者(マイナー)や、暗号通貨ないしトークンは設計次第で必ずしも要しない。
    3. 企業などによって運用されている既存の決済・ポイントサービスなどのシステムを、記録が非公開で運用されるブロックチェーンのシステムに代替することにより運用コストが削減され、手数料等が抑えられると期待されている。



    ブロックチェーンなどの技術を金融取引に利用しようとする「フィンテック」が盛んになりました。

    Fintech - Wikipedia

    Fintech(フィンテック、FinTech、Financial technology)とは、情報技術(IT)を駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりする動きのことである。
    従来から金融業界ではItC技術を活用されていた中、2010年代以降、フィンテックとして注目が高まる理由は、インターネット関連技術等により従来の大手金融機関が独占していた業務を個人や新興金融企業が可能になったことにより業界秩序並びに社会構造が変化する兆候が語られるからである。



    端的に言うと、従来はお金を発行する権利が、一部の人々に独占されていたけど、フィンテックの登場によって、お金を発行する権利が万民へ解放される、ということですね。

    そんな期待の中、ブロックチェーンは、合意形成の手段として実用に耐えない、という意見もありました。

    ブロックチェーンは終わった-ビットコイン信奉者、台帳技術に見切り - Bloomberg

    2016年8月24日 07:30 JST
    ・「ブロックチェーンを操作するのは困難」-ステファン・トーマス氏
    ・修正・改善にはコンセンサスを必要とするため、進展が鈍ると指摘

    デジタル台帳「ブロックチェーン」が支える仮想通貨ビットコインを何百万人にも紹介したステファン・トーマス氏は、心変わりした。
    同氏は、ブロックチェーンは柔軟性に欠けるため広範囲で採用されるのは難しいとする論文を発表した。ブロックチェーンの信奉者は金融や国際貿易、ヘルスケアなどさまざまな業種に革命的な変化がもたらされる可能性に期待するが、ソフトウエアとしてのブロックチェーンを修正するにはとんでもない人数のソフトウエア開発者からコンセンサスを取り付ける必要があり、こうした開発者にはビットコインの「採掘者」(マイナー)が含まれるとしている。



    やっぱブロックチェーンダメっぽい – Medium

    ここで言われる金融関連はプライベートネットワークに限定した話かもしれないので、それだと速度問題は大きな壁にならないかもですね。(他業種のサービスの台帳管理には、、やっぱ不向きかもしれないですが)
    とはいえ、プライベートネットワークだとすると、今までの中央集権的なクライアント-サーバー体制に、安全に履歴を管理するためのJSON Schemaを提供しただけ、に意味合いとしては近いので、それってそんなに革新的ですかね、と思ってしまいますね。



    日本取引所グループがブロックチェーンをぼろくそに言ってる - 蟻地獄

    日本取引所グループ(東証と大証の総元締め)がブロックチェーンの実証実験をやるっていうのが以前話題になっていましたが、その結果がついに出ました。
    http://www.jpx.co.jp/corporate/research-study/working-paper/tvdivq0000008q5y-att/JPX_working_paper_No15.pdf



    ・各ノードのシステム時刻の差、外部データを取得する処理、乱数を用いた処理などの非決定的要因でノード間の差異が生じて認証に失敗する場合がある。これらの処理は証券取引には必須なので大問題。そういう処理を特定のノードだけにやらせるという手もあるが、そのノードが単一障害点となるので本末転倒
    ・ネックはスマートコンストラクトを1件ずつ直列実行しているところ。ブロックチェーンは各ノードが1台構成なのが前提なので複数サーバでの並列処理ができない

    以上のように、実際作ってみたら問題がぼろぼろ出てきました、という内容となっています。

    過去データの断面取得が可能なことをやたら持ち上げてますが、これ別にブロックチェーンの発明じゃなくただの追記型のデータ構造だってだけですし、可用性については現実的には単一障害点ができてしまうって自分で言うてましたやん。



    新しい技術は、やがてノウハウが蓄積されて安定性が増し、枯れた技術になってから使うのが吉でしょう。

    ●マイナンバー制度の欠陥
    新しい技術や制度を導入したときは、しばらく様子を見て、後から利用するのが無難です。
    最初は、人柱になる人たちの失敗によって、改善のノウハウが蓄積されていくからです。

    失敗の事例として、マイナンバー制度を見てみましょう。
    マイナンバー制度の場合、設計を見れば自明ですが、セキュリティーを確保ができない、という欠陥がありました。

    マイナンバー 会社に知らせる制度の時点で、欠陥制度と思いませんか? - Yahoo!知恵袋

    「マイナンバーだけでも被害がでる恐れがある」のであれば、制度として出ない工夫をしてから公開すべきでしょうし、
    「マイナンバーだけでも被害がでる恐れがない」のであれば、本人が公開することを禁止するどころか、法人番号同様に誰でもダウンロードできる状況であっても何の問題もないことになります。



    マイナンバー障害でJ-LISが損害賠償請求へ、富士通ら5社に最大69億円:ITpro

    地方公共団体情報システム機構(J-LIS)は2016年8月29日までに、1月から断続的に起こったマイナンバーカードの「カード管理システム」の障害について、システム構築ベンダー側に損害賠償を求める方針を明らかにした。



    ・制度設計もダメ
    ・システムもダメ

    たかだか、マイナンバーでこの有り様ですから、より完璧な安全性を求められるデジタル貨幣は、もっとシビアに見つめるべきなのでしょう。

    ブロックチェーンの問題点を洗い出し、改善に取り組んでいただきたいと思います。

    ブロックチェーンの衝撃
    ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会 (著)
    日経BP社
    2016/6/8
    ¥ 3,024


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