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    PM あと47日 言葉の曖昧さ

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - PM あと47日 言葉の曖昧さ あとで読む
    10月21日(日)の情報処理技術者試験まであと47日です。
    まだずっと先のことだと思っていることでも、確実にその時はやって来ます。

    コミュニケーションの注意点は、情報伝達がどれくらい正確にできるか?だ。
    自分が伝えたいことを、100%相手に伝えることは難しい。

    S/N比

    SはSignal(シグナル・信号)、NはNoise(ノイズ・雑音)。
    対象となる情報(映像・音声・通信回線など)の信号と、その信号に含まれるノイズの比を対数であらわしたもの。
    広い意味での「ノイズ」の割合、という意味で使われることも多い。



    ・伝えたい情報(シグナル)だけでなく、不必要な情報(ノイズ)が混入してしまう場合がある。
    ・また、伝えたい情報(シグナル)が一部欠損する場合もある。

    伝言ゲームをやったことがある人なら分かると思うが、口頭の情報伝達は精度が低い。
    人間自体が間違いの元になっているので、情報伝達は正確に行なえるように注意を払うべきだ。

    (参考)仕事で使う文房具

    言葉=音に乗っけられる情報量は、大変少ない。
    従って、言葉を使った意思伝達は不完全なものであり、時としてコミュニケーションエラー、誤解を生じる。

    あなたの目の前に見える光景を言葉にして、誰かに説明したとする。
    伝えられた相手はその言葉を聞いて、あなたが見ている光景と全く同じ光景を再現して感じることができるだろうか?
    これは無理である。

    色は、光の三原色(赤、緑、青)によって構成できる。


    白色の光を合成する為の波長を「光の三原色」や「色光の三原色」と言い、下記の三色を用いる。
    ■ 赤(波長: 625-740 nm)
    ■ 緑(波長: 500-565 nm)
    ■ 青(青紫)(波長: 450-485 nm)
    色は3つの光を合成する事によって表現出来る(加法混色)。



    光の三原色


    色深度

    色深度は bits per pixel(bpp)とも表現され、特にグラフィックス機器のスペック表記などで使われる。

    24ビットのトゥルーカラーはRGBそれぞれを8ビットで表す。
    従って各色要素は256段階の輝度で表され、全体では16,777,216色を表現できる。



    目の前に見える光景のうち、10センチ四方を切り取って、これをデジタル処理してみよう。
    まず、10センチ四方を1ミリの四角に分解してみる。
    10センチ=100ミリなので、10センチ四方の映像は、100×100=1万個の1ミリの四角で構成される。

    1ミリの四角は、その一つずつに色がある。
    256段階の濃淡を持つ赤と、256段階の濃淡を持つ緑と、256段階の濃淡を持つ青を混ぜて一つの色を表現すると、1670万種類の色を扱える。
    1670万色のうちの1色を使って、1ミリの四角に色を塗る。

    こうして10センチ四方の光景を分解すると、1万×1677万7216=1677億7216万ビットの静止画として表現できる。
    ビット(bit)は情報の単位で、2種類の状態(0か1か)を表わす。

    ●百聞は一見にしかず
    目の前に赤いリンゴが1個あったとして、これを言葉で表現して伝えると、聞いた相手は、同じ光景を再現できるだろうか?
    「赤いリンゴ」という言葉だけでは使えきれない部分が出てくる。

    赤いリンゴ


    日本語の文字(ひらがな、カタカナ、漢字など)は、とりあえず1文字を2バイトで表現すれば扱うことができる。
    「赤いリンゴ」という5文字は、5×2=10バイト=80ビットで表現できる。

    ・映像→10センチ四方のリンゴの映像=1677億7216万ビット
    ・言葉→「赤いリンゴ」=80ビット

    映像を言葉(文字)に変換すると、乗っかっている情報は、約0.00000005%になってしまう。
    残りの99.99999995%の情報はどこへ行ったのか?
    これは減衰、欠損しているとも言える。
    言葉なんて所詮この程度の道具でしかない。
    「百聞は一見にしかず」…見ることは、聞くことよりも多くの情報を得ることができるのである。

    江頭2:50

    生まれたときから目が見えない人に、
    空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?
    こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ



    熱伝導よりも音、音よりも光の方が、乗っけられる情報は多くなる。
    テンソルの階数 → 熱<音<光

    テンソル

    テンソル (tensor) とは線形的な量または幾何概念を一般化したもので、多次元の配列として表現できるようなものである。
    個々のテンソルについて、対応する量を記述するのに必要な配列の添字の組の数はそのテンソルの階数とよばれる。

    質量や温度などのスカラー量は階数0のテンソルだと理解される。
    力や運動量などのベクトル的な量は階数1のテンソルであり、力や加速度ベクトルの間の異方的な関係などをあらわす線型変換は階数2のテンソルで表される。



    従って、言葉という道具をうまく使うには、それなりの工夫が必要であると思う。
    例えば数学で使う言葉は、記号を用いる等工夫することによって、正確な情報伝達ができるように思慮されている。

    ●言葉の定義=辞書
    外国語学習をしたことがある人は、辞書があるのとないのでは、学習効率が全く違うことを実感しているはずである。
    例えば、英語ができない人が、英語を勉強するときどうやるだろうか?
    アメリカやイギリスに直接行って、辞書なしで体当たりで英会話を行ない、試行錯誤を経て単語の意味を知ることが効率的であろうか?
    そんな訳はない。
    辞書で単語の意味=定義を知ること、あるいは辞書の代わりに誰かに教えてもらうことの方が早道である。

    言葉の定義は、一義的な場合もあれば、多義的な場合もある。
    長い間使われている間に意味が変わってくる単語もある。
    しかしそれでも、1つの単語には少なくとも1つの意味が割り当てられている。

    コンピューターの場合で考えると、定義の必要性について分かりやすいのではないだろうか?
    プログラミングにおいては、データや関数の名前と中身を定義しないとCPUで処理することができない。
    関数の内容の定義は、オーバーライド(上書き)やオーバーロード(多重定義)で変更可能だが、名前だけ付けて中身が定義されていない関数では、何かの処理をすることができない。(メタプログラミングのような動的な手法であってさえも、マクロ等による定義を用意しないと始まらない。)
    ノイマン型のコンピューターは、曖昧な定義、曖昧な命令では動作しないのだ。

    言葉は意味が定義されていて、初めて他者と共通利用できる道具になるのだ。
    言葉に意味が定義されていないとすれば、少なくともそれはコミュニケーションにおいて使われるものではない。

    個人が自分の中で何らかの観念を扱うだけなら、言葉は必ずしも必要ないだろう。
    しかし、言葉を使ったコミュニケーションにおいては、まず初めに定義があるのだ。
    言葉には曖昧さが付きまとうものだが、定義によって少しは曖昧さが改善される。

    言葉によるコミュニケーションに信頼性を持てない人は、自分自身が嘘つきである可能性がある。
    嘘つきは自分の言葉を顧みるにつけ、自分の言葉は信じるに値しないことを知っているので、他人の言葉にも信じられない部分があってもおかしくないという疑念を生じさせるだろう。

    従って、相手の話を聞くとき、この人はどういう意味でこの言葉を使っているのだろうか?と注意深く観察する必要がある。
    嘘つき=曖昧な人ほど、言葉(単語の意味)の定義が揺らいでいたりするものだ。
    お互いに、言葉の意味の確認、すり合わせを行ない、定義を一つ一つ確認しながら進む慎重さを持ちたいものである。
    会話がかみ合わない人の話を聞く場合は、特にそう感じる。

    Body of Knowledge … 言葉をうまく使う人は、叡智の蓄積を行なうことができるはずである。

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