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    公正世界仮説の有効活用

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    自分一人だけで生きて行ける人を除くと、「公正世界仮説」を活用することによって、人間関係を改善することが可能となります。
    (善でも悪でも)「自分の為した事が自分に返ってくる」という単純な原理が、公正世界の基本です。

    「公正世界仮説」は、古典物理学で提示された「作用反作用の法則」と同じ原理ですが、違いは「遅延評価」が可能、という点です。
    「公正世界仮説」を活用することのメリットとデメリットを検討した上で、Quality of Lifeをコントロールするために利用しましょう。

    公正世界仮説

    公正世界仮説(just-world hypothesis)または公正世界誤謬(just-world fallacy)とは、この世界は人間の行いに対して公正な結果が返ってくる公正世界(just-world)である、と考える認知バイアス、もしくは仮説である。



    The Belief in a Just World: A Fundamental Delusion (Critical Issues in Social Justice)
    Melvin Lerner
    Springer
    2013-11-20
    ¥ 25,968



    ・なぜ、為した事が返ってくるのか?

    運動の第3法則 - Wikipedia

    運動の第3法則(Newton's third law)は、力が相互作用によって生じるものであり、一方が受ける力と他方が受ける力は向きが反対で大きさが等しいと主張する経験則である。
    作用・反作用の法則とも呼ばれる。



    ・なぜ、すぐに返ってこないのか?(タイムラグが発生するのか?)

    遅延評価 - Wikipedia

    遅延評価(lazy evaluation)や必要呼び(call-by-need)は評価戦略の一種類であり、非正格な関数型言語で使用もされる。対義語は先行評価(eager evaluation)
    評価しなければならない値が存在するとき、実際の計算を値が必要になるまで行わないことをいう。
    遅延評価を行う利点は計算量の最適化である。



    作用・反作用は、
    ・投影: 現在の自分が、未来の自分に投影される。(いわゆる「自業自得」)
    ・反射: 他人に為したことが、他人から返って来る。(いわゆる「因果応報」)
    という2パターンに分類できます。
    反作用を無くすことはできませんが、伝播速度の大小によって、反射を遅延させることは可能です。
    この遅延=タイムラグの発生が、公正世界の存在を理解しにくものにしています。

    ところで、この伝播速度の最大値って、どれぐらいなのでしょうか?
    1. 光速以下: 古典物理における伝播速度は、光速=秒速30万キロです。
    2. 光速以上: EPR相関における伝播速度は、瞬時ですが、因果律を破る情報の伝達(未来から過去へのタイムトリップ)は起きません。

    ERPパラドックスの本当のところ - 物理学 | 【OKWAVE】

    EPRパラドクスを実験で覆したアスペ自身が言っています。「私の実験は相対論を否定するものではない」と。
    相対論が言っているのは「因果関係(情報でもよい)は光速を超えて伝わることはない」ということです。
    相対論に基づけば、少しでも光速より速いものがあれば、過去に戻れるタイムマシンができてしまうのです。すると因果律はくずれます。原因より結果が先にあり得てしまいます。
    しかし量子力学での超光速は因果関係あるいは情報を伝えることはないのです。だから問題なしとされています。



    公正世界仮説の活用とは、すなわち因果律の活用とも言い換えることができます。

    人間の4分類 - 浜村拓夫の世界
    人間の4分類

    「自分」と「世界」の成り立ち方、および両者の相互作用に関して、人間として得られる経験・認識・理解には、4つのパターンがある



    因果律を否定する人には、すべての現象が偶然で成り立っているように見えています。(錯覚)
    代表的な事例は、ギャンブラーとか、宝くじの当選を狙う人とか、偶然=濡れ手に粟でラッキーを拾おうとする人でしょう。


    ●公正世界仮説に基づく、応報の先延ばし方法
    自分に都合の悪いことが起こっても、因果律を活用した方がメリットがあります。
    機会費用逸失利益)を最小限に留めて、利益と損失の総和を一定に保つこと(帳尻合せ)ができるからです。

    そもそも、人間の都合を抜きにすれば、物事には善も悪もないのです。
    「善」「悪」とは、「好き」「嫌い」を言い換えたものであり、感情的な反応を表明したに過ぎません。

    ・喜びをもたらすもの=善
    ・苦しみをもたらすもの=悪
    ・喜びと苦しみは表裏=相対的
    ・喜びと苦しみの基準=価値観は、各人の経験の構成(過去の経験)によって一致していない部分がある
    ただ、それだけのことであり、永遠不変の善や悪の基準は、本来存在していません。
    善や悪の基準=観念は、各人の感情に基づくものであり、各人の経験の構成によって、規定されている暫定的な情報です。




    アイン・ランド - Wikipedia

    アイン・ランド(Ayn Rand、1905年2月2日 - 1982年3月6日)は、ロシア系アメリカ人の小説家、思想家、劇作家、映画脚本家である。本名アリーサ・ジノヴィエヴナ・ローゼンバウム。
    2つのベストセラー小説『水源』(The Fountainhead)および『肩をすくめるアトラス』(Atlas Shrugged)で知られる。
    また自ら「客観主義」と名付けた思想体系の創出者としても知られる。



    肩をすくめるアトラス - Wikipedia

    『肩をすくめるアトラス』(原題: Atlas Shrugged)は、1957年のアイン・ランドの4作目の小説である。
    自身の思想「客観主義」について、ランドのフィクション作品の中では最も詳しく述べている。
    この小説では、成功した産業家を攻撃する様々な規制の制定を受け、多くの傑出した産業家たちが財産や国を捨てた結果、社会に不可欠な諸産業が崩壊していくディストピア的なアメリカ合衆国が描かれている。タイトルの「アトラス」とは、ギリシア神話に登場する天空を肩に乗せて支える巨人アトラースであり、傑出した能力で世界を支える諸個人を含意している。
    このタイトルの意味は、登場人物フランシスコ・ダンコニアとハンク・リアーデンの会話で明らかになる。ダンコニアはリアーデンに、「もし努力すればするほど世界が肩に重くのしかかってくるアトラスに出会ったら、どうしろと言うか?」と尋ねる。リアーデンが答えれずにいると、ダンコニアは「自分なら肩をすくめろと言う」と伝える。



    肩をすくめるアトラス
    アイン ランド / 脇坂 あゆみ
    ビジネス社
    2004-09
    ¥ 6,480


    アインランドは、その著「肩をすくめるアトラス」で、Tit for Tat(しっぺ返し)戦略への対応方法を示しました。
    曰く、バックキャスティングの発想で、未来(結果)の視点から、現在(原因)を眺めて、未来(結果)を変えるための条件を操作すれば良い、と。

    ・肩に重荷がのしかかることが分かっているなら、
    ・(重荷をなくすことはできなくても)肩をすくめることはできる。
    この話で、
    未来(結果):重荷
    現在(原因):肩
    操作(条件):すくめる
    と対応しています。

    現在から過去を眺めた場合、自分のたどって来た経過はハッキリクッキリと明確に見えます。
    同様に、未来から現在を眺める思考実験を行い、明瞭に洞察するためには、公正世界仮説に基づいて、必然の帰結を知ることが必要になるでしょう。
    未来は、まだ実現化していないので、今すぐ手を打てば、多少なりとも変えることが可能です。
    未来を変える方法=条件を操作するときの方針として、公正世界仮説を(1)使った場合と(2)使わなかった場合の差異を検証しておきましょう。

    「ないものねだりはできない」
    「種をまかないと収穫はない」
    ~必要十分条件を揃える必要があるのです。

    ●原因論と因果律の差異
    アルフレッド・アドラーの「目的論」は、「原因論」へのアンチテーゼとして提示されていますが、アドラーの定義する「原因論」は、科学(特に物理学)で言う「因果律」とは別物であると思いました。
    因果律には、目的因(目的論)のような人間の都合(感情、価値観、認識)に左右されない性質があろうかと思われます。

    四原因説 - Wikipedia

    四原因説(しげんいんせつ、Four causes)とは、アリストテレスが自著の中で論じた、自然学は現象についてその4種類の原因(アイティオン)を検討すべきであるとする説である。

    ・質料因(hyle, ヒュレー)
    ・形相因(eidos, エイドス)
    ・作用因(「始動因」や「起動因」とも)(arche, アルケー)
    ・目的因(telos, テロス)
    の4つである。

    例えば、焼きそばの作用因は、「焼きそばがここにある原因」、つまり料理人による実際の「調理」そのものを指す。 現在「原因」と言った場合、多くこれを指す。
    焼きそばの目的因は、「焼きそばがここにある目的」、つまり「空腹を満たすため」「売り物にするため」などの目的を指す。 作用因と目的因は、「何故焼きそばがそこにあるのか」の問いに答えるものである。



    嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
    岸見 一郎 / 古賀 史健
    ダイヤモンド社
    2013-12-13
    ¥ 1,620


    公正世界仮説 | WOYS

    善行、善心を保持する為にも積極的に受け入れたい考えだ。
    ただ、そんな中1つだけ願いを言わせてもらえるのであれば、現世では理不尽なこと、不条理なことが溢れているということだけは認めてもらいたい。
    そして、その理不尽なこと、不条理なことで被害者、または被災者になってしまっている人達がいるということを素直に理解して欲しい。



    反証
    石元 太一
    双葉社
    2014-07-11
    ¥ 1,404

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