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    功利主義に基づく開発独裁

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    功利主義に基づく開発独裁は、人々に幸福をもたらす仕組みになり得るのでしょうか?

    功利主義 - Wikipedia

    功利主義(こうりしゅぎ、英: utilitarianism)は、行為や制度の社会的な望ましさは、その結果として生じる効用(功利、有用性)(英: utility)によって決定されるとする考え方である。
    帰結主義の1つ。
    実利主義(じつりしゅぎ)とも呼ばれる。
    また、「功利主義」という日本語の語感がもたらす誤解を避けるため、「公益主義」あるいは「大福主義」という呼び方が提案されている。
    倫理学、法哲学、政治学、厚生経済学などにおいて用いられる。

    国家社会主義、民主主義は功利主義を基本理念とした政治思想である。
    功利主義への反駁、攻撃は多方面からなされている。



    開発独裁 - Wikipedia

    開発独裁(かいはつどくさい、英: developmental dictatorship、developmental autocrat)とは
    1.経済発展のためには政治的安定が必要であるとして、国民の政治参加を著しく制限する独裁を正当化すること。
    また、そのような政治運営を通して達成した経済発展の成果を国民に分配することによって、支配の正当性を担保としている政治体制を「開発独裁体制」という。
    より明確な定義を与えた「開発主義」という用語が用いられている。
    2.企業や研究機関が行う商品化の流れの中で、研究開発期と量産期の間に立ちはだかる、いわゆる「研究開発における死の谷」という困難な時期がある。これを乗り越えるためにトップダウン型で行う方法論。



    「結果良ければ全て良し」という考え方ですね?

    ・組織の発展のために、メンバーの権限を著しく制約する。
    ・「上意下達」(トップダウン型)で組織を運営する。

    「原因→条件→結果」という現象の展開の流れにおいて、
    途中のプロセスを選ぶ過程が「条件」の選択です。

    トップダウンを行った場合の功罪は、メンバーの成長が制約されることでしょう。

    士気が低いまま、開発独裁を敢行すると、烏合の衆~アホの集まりになる可能性もありますね。
    開発独裁型の組織運営をしている場合は、思考停止に陥らないように自重し、「自分でもよく考える」という習慣を忘れないようにしたいものです。

    リバタリアニズム - Wikipedia

    リバタリアニズム(英: libertarianism)は、個人的な自由、経済的な自由の双方を重視する、自由主義上の政治思想。
    リバタリアニズムは、他者の身体や正当に所有された物質的財産を侵害しない限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由であると主張する。

    その他の思想との違い
    リバタリアンの主張では、リバタリアニズムとは経済的自由と社会的自由(個人的自由、政治的自由)を共に尊重する思想であり、リバタリアン自身による右のノーラン・チャートによれば、社会主義などの左翼思想は個人的自由は高いが経済的自由は低く、保守主義などの右翼思想は経済的自由は高いが個人的自由は低く、ポピュリズム(ここでは権威主義や全体主義などを指す)では個人的自由も経済的自由も低い、という位置づけとなる。

    リバタリアンの多くは経済的自由と政治的自由の両方を重視するため、社会主義などによる国営化や計画経済も、ファシズムや軍国主義などによる統制経済や開発独裁も、いずれも経済的自由が低い「集産主義」であるとして批判し、同時にまた、共産主義などの一党独裁も、ファシズムや軍国主義などの言論統制も、いずれも政治的自由が低い「全体主義」であるとして批判する場合が多い。
    逆に左翼からリバタリアニズムへの批判には弱肉強食の強欲資本主義である、右翼からリバタリアニズムへは伝統的価値や社会の安定を軽視しているなどと批判される。

    また、社会的自由をも尊重する立場であるため、家族や性道徳などに対する保守的な価値観を重視する新保守主義とも異なる。
    アナキズム(無政府主義)は多数の思想潮流を含むが、基本的には国家や政府を廃止する事で自由や平等を最大化する思想のため、リバタリアニズムと密接に結び付いている。
    社会主義の側面が強い社会的無政府主義とは対立する場合が多いが、個人主義的で自由放任的な側面が強い個人主義的無政府主義とは共通点が多く、特に自由市場無政府主義はリバタリアニズムの主張と呼ばれる事も多い。




    ●開発独裁が成功した事例
    社会主義の一形態として、カール・マルクスが発案した唯物論に基づく共産主義がありました。
    共産主義国家は、開発独裁の典型例でしょう。

    まずここで、共産主義の欠点を明確にしておきましょう。
    共産主義経済では、どれだけ働いても給料は同じなので、真面目に働く奴ほど損して、やる気をなくします。
    共産主義経済では、みんなやる気がないので、いかに手抜きをするか?という悪知恵が発達します。
    また、楽して稼ごうとするので、賄賂や役得が横行します。
    共産主義の理念は崇高でしたが、「人間の怠惰さ」を無視した机上の空論だったので、(人類の歴史を振り返ると)共産主義国家は崩壊しました。

    共産主義国家以外で、開発独裁が成功した事例はあるでしょうか?

    ブータンという国について調べたとき、ブータンは開発独裁の経済である、という記述を発見しました。
    ブータン農業発展の功労者・ダショー西岡京治 - 浜村拓夫の世界

    ブータン - Wikipedia

    ブータン王国(ブータンおうこく་)、通称ブータンは、南アジアの国家。北は中国、東西南はインドと国境を接する。国教は仏教(ドゥク・カギュ派)。民族はチベット系8割、ネパール系2割。公用語はゾンカ語。首都はティンプー。

    長年鎖国政策をとっていたが、1971年に国連加盟。翌年に国民総幸福量という功利主義を採用し、開発独裁につなげた。国連加盟諸国のうち、第二次世界大戦以降、アジア諸国で対外戦争や内戦・動乱を経験していない国はこのブータンと日本の二か国だけである。



    ・国民総幸福量という功利主義を採用
    ・開発独裁につなげた

    国民総幸福量 - Wikipedia

    国民総幸福量(こくみんそうこうふくりょう、英: Gross National Happiness, GNH)または国民総幸福感(こくみんそうこうふくかん)とは、「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。

    精神面での豊かさを「値」として、ある国の国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。
    特徴は、国民総生産 (Gross National Product, GNP) や国内総生産 (GDP) との大きな違いである。
    つまり、GNPまたはGDPが、計算方法に違いはあっても、或る国の社会全体の経済的生産及び物質主義的な側面での「豊かさ」だけに注目し、その国の国民生活を数値化、つまり「金額」として表現していることを批判するものである。
    GNPやGDPに示される或る国の資本主義的価値が、その国の国際的貿易経済での成長指数であるのは明白だが、この数値だけが、その国や国民を、国際社会の中で評価・比較・位置付けする一般的な手段となっていることに疑問視する観点から、国民の生活を、全く別の方向から比較・評価する基準を示すものとして注目され、使用されている。

    歴史
    1972年にブータン王国の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクの提唱で、ブータン王国で初めて調査され、以後、国の政策に活用されている。
    ブータンでは、国民一人当たりの幸福を最大化することによって社会全体の幸福を最大化することを目指すべきだとする考えから誕生したものである。現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。政府が具体的な政策を実施し、その成果を客観的に判断するための基準にするのが主な用途で、1990年代からの急速な国際化に伴って、ブータンで当たり前であった価値観を改めてシステム化する必要があったという。
    2013年現在、ブータンではGNH達成が目標として掲げられつつもいまだ実現には至っていない状態にある。ブータン国立研究所が2010年に行った調査では、ブータン国民の平均幸福度は6.1で、日本の6.6を下回っている。

    調査方法の概要
    2年ごとに聞き取り調査を実施し、人口67万人のうち、合計72項目の指標に1人あたり5時間の面談を行い、8000人のデータを集める。これを数値化して、歴年変化や地域ごとの特徴、年齢層の違いを把握する。
    国内総生産(GDP)が個人消費や設備投資から成り立つように、GNHは
    1.心理的幸福、
    2.健康、
    3.教育、
    4.文化、
    5.環境、
    6.コミュニティー、
    7.良い統治、
    8.生活水準、
    9.自分の時間の使い方
    の9つの構成要素がある。
    GDPで計測できない項目の代表例として、心理的幸福が挙げられる。
    この場合は正・負の感情(正の感情が 1.寛容、2.満足、3.慈愛、負の感情が 1.怒り、2.不満、3.嫉妬)を心に抱いた頻度を地域別に聞き、国民の感情を示す地図を作るという。
    どの地域のどんな立場の人が怒っているか、慈愛に満ちているのか、一目でわかるという。

    2005年には、ブータンで初の国勢調査が行われた。
    アンケート項目は数百に及ぶが、中で特徴的なものは次のようなものであった。
    【満足度】自分で幸せだと思うか、幸せになるにはどのようなことが必要か?
    【精神面】自分自身がスピリチュアルだと思うか?お祈りや瞑想をするか?
    【自殺について】自殺を考えたことがあるか?実行しようとしたことがあるか?
    【環境に関する教養】身近な植物の種に関する知識、水路のメンテナンスが重要だと思うか、自分で植林をするか。
    【Cultural literacy】地域の祭り、祭りの意味、祭りで行われるダンスや歌の意味の知識について
    【信用感】ブータン人/近所の住人をどれだけ信用しているか?

    ただし2005年の調査で用いられたアンケート項目には不備も指摘されている。
    例えば本調査の結果を元に、「あなたは今幸せか」という問いに対して97%が幸福と答えた、との引用がなされることがあるが、このアンケートは「非常に幸福 (very happy)」「幸福 (happy)」「非常に幸福とはいえない (not very happy)」の3択で、回答の集まりやすい中間の選択肢が偏ったものになっており、また「どちらでもない」といった選択肢が用意されていないものであった。
    2010年からは0-10までの11段階評価による調査に改められている。

    国民総幸福量は、優れたマーケティング手法でもある。
    無いも同然の国民総生産の数値を国民総幸福量で覆い隠し、ブータンを理想郷と信じる世界の富裕層の観光客を呼びこむためのものとも指摘されている。



    ブータンは、工業製品の生産量は少なくて、モノが豊かにあるとは言えないでしょう。
    「満足度=所有/欲求」という方程式がありますが、
    ブータンでは、分子の「所有」が少ないけど、「足るを知る」等によって、分母の「欲求」も少なくできていることが秘訣なのではないか?と分析しました。

    GNHで、人々の感情を可視化して、地図にする、という発想は面白いですね?


    ●独裁開発の改良
    低迷する日本経済を立て直す手法の一つとして、功利主義に基づく開発独裁を検討する場合、従来の「護送船団方式」とは違った視点が必要でしょう。

    護送船団方式 - Wikipedia

    護送船団方式(ごそうせんだんほうしき、英: convoy system)とは、行政手法の一つ。

    そもそも護送船団方式は、「落伍者を出さない」(言い換えれば、経営が拙くても破綻はさせない)ことに主眼が置かれ、自由な市場競争により他より優れた商品・サービスを供給したものが勝ち残るという、本来の資本主義経済になじまない部分があったと指摘される。そして、バブル崩壊後の1995年には木津信用組合が倒産をし、また兵庫銀行が戦後初の銀行倒産となり、護送船団方式が揺らぐ。その後、「金融ビッグバン」の進行に伴い、金融庁が設置され、指導行政は緩和された。



    ・日本人の感情をアンケートにより数値化する。(ビッグデータの生成)
    ・データを可視化する技術を用いて、地図上にマッピングする。(ビッグデータの活用)

    ビッグデータを可視化する技術を利用して、日本における「国民総幸福量」を算出、把握できるでしょうか?
    日本のGNHマップを作り、誰でも活用できるように提供・公開されるといいですね?
    (なんかうまい方法ないかな?)

    (1) 失業者の再教育(職業の能力開発)
    (2) 人手不足の職種に投入
    この(1)(2)のサイクルを効率的に回すために、日本のGNHマップに基づき、職業教育計画を立案できるでしょう。

    人工知能の発展により、人間の仕事は、今後ますます減っていくと予想します。
    それでも、人間にしかできない仕事は残るでしょう。

    富の源泉の実態は、「人間の労働」です。
    労働とは、すなわち他者への貢献の質と量です。
    他者への貢献とは、「快楽原則」に基づく「問題の解決」であり、すなわち苦楽の増減です。
    (1) 楽:喜びの増大
    (2) 苦:苦しみの減少
    この(1)(2)を促進する人間の行為が、経済行為です。

    ・功利主義のメリットとデメリット
    ・開発独裁のメリットとデメリット
    これらを考慮した、雇用創出のための新しい技法を検討してみたいね!

    世界の「独裁国家」がよくわかる本 (PHP文庫)
    グループSKIT
    PHP研究所
    2010-02-01
    ¥ 617


    現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ (岩波新書)
    唐 亮
    岩波書店
    2012-06-21
    ¥ 864

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