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    Google創業者の自律的思考

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    Googleの宣伝本を読んだ。

    主旨を読み解くキーワードは、「自律的思考」「スマート・クリエイティブ」。
    本文は長いので、ラリー・ペイジ氏が書いた序文を読むだけでもOK(笑)

    How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント
    エリック・シュミット / ジョナサン・ローゼンバーグ / アラン・イーグル
    日本経済新聞出版社
    2014-10-09
    ¥ 1,944


    ●自律的思考の源泉

    シュミット氏 → 有能な人材=スマート・クリエイティブをいかに囲うか?が企業発展の鍵。
    まあ組織としては、確かにそうなんだろうけど、「他人を利用する」という発想じゃなくて、「自分の才能を無限大にする」という発想をもっとプッシュして欲しいね?

    ペイジ氏 → 自律的思考。
    具体的には、モンテッソーリ教育によって育まれる創造性のこと。

    トップ1%だけが実践している集中力メソッド:Googleの成功はモンテッソーリ教育なしには語れない (1/3) - 誠 Biz.ID

    イタリア生まれのモンテッソーリ教育出身者が世界中で成功している話をしました。

     出身者は、ラリー・ページとセルゲイ・ブリン(Google創業者)、ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)、マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)、ジミー・ウェールズ(Wikipedia創業者)といった起業家だけでなく、P.F.ドラッカー(経営学者)、バラク・オバマ(米国大統領)、クリントン夫妻(元米国大統領と国務長官)ジョージ・クルーニー(俳優)といったそうそうたる顔ぶれで、モンテッソーリマフィアとさえ、言われるくらいです。

     ラリー・ページとセルゲイ・ブリンは、インタビューなどで成功の秘訣を聞かれると、かならず幼いころにモンテッソーリ教育にふれたことをあげるくらいです。
    今はYahoo!のCEOとなったマリッサ・メイヤーは、創業期からグーグルを引っ張ってきた陰の立役者の1人ですが、彼女も次のように語っています。

     「モンテッソーリなしに、Googleは理解できない

    モンテッソーリ教育が子供たちにもたらす効果の源泉は「自律」と「集中」です。



    モンテッソーリ教育 - Wikipedia

    モンテッソーリ教育(モンテッソーリきょういく、英:Montessori education または the Montessori method)は、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。
    イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。以後、モンテッソーリ教育を実施する施設は「子どもの家」と呼ばれるようになる。



    日本だと、ふじ幼稚園とかが、モンテッソーリ教育で有名。
    ふじ幼稚園

    モンテッソーリ教育を受けた子どもたち---幼児の経験と脳
    相良敦子
    河出書房新社
    2009-12-02
    ¥ 1,512


    モンテッソーリ教育の実践理論―カリフォルニア・レクチュア
    マリア・モンテッソーリ
    サンパウロ
    2010-05-19
    ¥ 2,835


    世界のモンテッソーリ教育
    江島 正子
    サンパウロ
    2005-12-20
    ¥ 1,620



    ●教育の目的と設計
    ペイジ氏が学生の頃、将来は大学教授か起業家になろうと考えていた、とのこと。
    =この二つの職業は、自分で考える時間をたくさん持てそうだから。

    自分の頭で考えて、新しいサービスを作る起業家にチャレンジしてみて、ダメだったら大学教授の道もある。
    最初からマネタイズを考えると、サービスの設計が歪むから、金儲けは二の次で良い。

    アメリカと日本の違いって、基礎研究の厚さ。
    基本的に、日本の企業では、金にならない研究はできない。

    シリアスゲーム~勉強を遊びにする方法 - 浜村拓夫の世界

    日本は、第2次世界大戦後、「世界の工場」として、資本主義の奴隷=従順な労働者、の供給地となった。
    日本の義務教育は、社畜を効率的に育成するシステムとして設計された。



    日本の義務教育は、戦後の経済界の要請により、長らく企業を支える優秀な労働者を養成する機関だった。
    日本の識字率は高いので、労働力の確保という目的においては、日本の義務教育は成功している。
    だが一方で、受動的な労働者ではなく、能動的な発明家や起業家を育成するという点では、効果がない。

    ・自律 → 日本の中学校では、生徒を校則で縛り、他人の決めたレールから脱線しないことを求められる。=他律。
    ・集中 → 知識詰込み型で、広く浅く学ぶ。特定のテーマを深く狭く学ぶ機会は、小中学校では得られない。=拡散。
    ・創造 → 全員同じの金太郎飴のような思考法を求められる。=模倣。
    =モンテッソーリ教育の真逆が、日本の義務教育。

    欲しいものは、受動的に待つだけでいるよりも、能動的に自分からつかみ取れば良い。
    学校で与えられないもの、得られないものは、自分で学べば良いだけの話。

    「私は学校に教育の邪魔をされないことを心がけてきた」 (マーク・トウェイン)


    ●子弟教育
    モンテッソーリを土台としつつも、日本の独自性を自律的教育に加味したい。

    ・そろばん(暗算)
    ・ラジコン(工作)
    がお勧め。

    自分の経験では、子供の頃に、
    そろばん教室で、暗算の練習をやったら、頭の中でイメージを鮮明に思い浮かべることができるようになった。
    =頭の中で、そろばんをイメージして、珠を弾き、手でやるときと同じように計算できる。
    =指の物理的速度には限界があるけど、イメージの中で珠を動かすときのスピードは、摩擦がない分、いくらでも速く動かせる。

    イメージの中で、立体やヴィジョンを操作できるようになると、いろいろメリットがある。
    =数学で幾何学とか、立体図形を頭の中で作り出して、自由に回転させたり観察できる。
    =人間の物理的な目は前方180度しか見えないけど、頭の中だと上下左右前後の全方位360度を見ることができる。

    そろばん~特に暗算の訓練を行うと、単に計算が速くなるだけではなく、物事の「構造」を把握・創造・観察する能力が拡張される。

    ラジコンキットの工作は、機械いじりで手先が器用になる=指先からの刺激で脳が活性化される作用がある。
    費用はかかるけど、単純に、ラジコンの方が、モンテッソーリの玩具より楽しいと思う。=作って終わりじゃなくて、その後動かせる。
    今の子供たちは恵まれている。
    ラジコンよりも、もっと多彩な工作ができるロボットがあるからだ。
    (1)設計(=ラジコンと同じ)を学び、さらに
    (2)回路(=電子工学)
    (3)制御(=プログラミング)
    を駆使して、いろんなロボットが作れる時代になった。
    もしも自分が、子供の頃からロボット工作に夢中になれたら、ガンダムぐらい作れたんじゃないかと思う。(真顔)


    ●呼吸教育
    「自律性」を培うという点で考察すると、教育の原点~というよりも、人間としての原点は、「呼吸」にある。

    人間が生まれたとき、一番最初にやるのが呼吸である。
    ・肺に空気を入れて、酸素と二酸化炭素の交換を行う。
    ・「オンギャー」と泣く。

    赤ちゃんの自律的呼吸の開始については、ニュートンに詳しい解説記事があった。
    Newton (ニュートン) 2013年 11月号 [雑誌]

    ニュートンプレス
    2013-09-26
    ¥ 1,028

    胎児から新生児へ 誕生時の劇的変化 瞬時に肺を起動



    呼吸は、意識しなくても行える。
    だから、呼吸のやり方は、誰かに教わらなくても、自分でできる。
    しかし、呼吸は意識して、早くしたり遅くしたり、止めたりできる。

    呼吸は、意識しても意識しなくてもできる、自律的なメカニズムである。
    呼吸とは、生理学的には、随意運動と不随意運動の両方の性質を備える、中間地点に位置するメカニズムである。

    呼吸には、様々なやり方があって、一般的には「呼吸法」等と呼ばれている。
    呼吸法 - Wikipedia

    呼吸法(こきゅうほう)とは、呼吸のしかた、息のしかたによって心や身体の機能を向上させることを目指す訓練方法。



    呼吸は誰でもできる簡単なことだけど、呼吸について研究すると、奥が深いものであることが分かる。
    呼吸に関する教育を受ける機会がなかった人は、呼吸の様々なやり方を知らないが、知っている人はTPOに応じて呼吸法を使い分けることができる。

    呼吸を制御(いろいろな方法で、吸ったり吐いたり止めたり)することによって、「随意筋」(表層意識と連動)と「不随意筋」(潜在意識と連動)の両方を操作するコツが習得できる。
    この身体操作の練習を通じて、潜在意識を表層意識に表出すること、すなわち「無意識の意識化」もできるようになる。

    ・呼吸を通じた身体の操作によって、意識の操作もできるようになる。
    ・呼吸によって、記憶や思索、感情を制御する方法、すなわち人間の知的活動を自律的に管理する方法が身に付く。

    たとえば、
    ・大勢の前でスピーチするときに緊張していたら、深呼吸を行うとリラックスできる。
    ・眠気を覚まして、活動的になりたいときは、速く呼吸して、過呼吸状態にする。
    など。

    人間の自律神経を制御する方法、すなわち呼吸法を学んでから、モンテッソーリ教育を行い、そろばんやラジコン工作、ロボット工作をやってみたらいいのではないだろうか?
    そうすれば、ラリー・ペイジ氏が言うところの「自律的思考」は誰でも手に入れられるのではないだろうか?

    とりあえず、Googleの次に来るサービスを作れないと、自説の説得力がゼロなので、がんばろう!(笑)

    呼吸の極意 (ブルーバックス)
    永田 晟
    講談社
    2012-05-22
    ¥ 864


    ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編
    桑平一郎
    メディカルサイエンスインターナショナル
    2009-05-28
    ¥ 4,104

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