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    ドイツと日本の借金の違い

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ドイツと日本の借金の違い あとで読む
    日本に住んでいる日本人は、自分を取り巻く環境、すなわち日本の現状について、無関心ではいられないでしょう。
    誰の助けも必要とせず、自分一人で生きて行けるような日本人を除けば、日本の経済状態は、日本人の生活に影響を与えるのですから。


    ●検証の視点
    現在の日本の状態を検証する一つの方法として、西暦1945年に、第2次世界大戦の敗戦国となった枢軸国=「ドイツ」「イタリア」「日本」を比較して、どのような歴史を歩んだのかを知ることも役立つと思います。
    =様々にある可能性の中から、ドイツ、イタリア、日本は、どのような選択をして、進んでいったのか?

    さて、現在のドイツと日本を比べてみましょう。


    ●ドイツの借金
    ドイツは無駄をなくして、借金を減らしています。
    ドイツが来年には新規国債ゼロに、1969年以来初 | Reuters (2014/09/09)

    [ベルリン 9日 ロイター] - ショイブレ独財務相は9日、来年には1969年以来初めて、新規の国債発行がゼロになる、との見通しを明らかにした。

    一方で、欧州連合(EU)の安定成長協定の達成にはまだほど遠い、とも主張、ドイツが今後も財政の健全化努力を続けることは正当化される、との認識を示した。

    同相は、ドイツは引き続き安定化政策を遂行すべきとし「それ以外の道を歩めば信頼感の危機につながる」と強調。シリアやウクライナ、イラクの政情不安や、アフリカでのエボラ出血熱流行など問題が山積するなか「(信頼感の危機は)今の欧州に最も不要なものだ」と述べた。

    失業率が相対的に低く、経済も安定的な成長が続いているドイツでは、税収が過去最高水準に増加。同時に、低金利を背景に、債務返済コストは低下している。来年の歳出規模は3000億ユーロと見込まれているが、新規の国債を発行することなく、賄える見通しになっている。




    ●日本の借金
    日本は借金まみれで、借りた金もガンガン浪費しています。
    家計の"金融資産"は過去最高、だが国の借金「国債残高」は初の1000兆円超 | マイナビニュース (2014/09/18)

    日本国債(「国庫短期証券」と「国債・財融債」の合計)の発行残高は前年同月末比4.5%増の1,013兆円と、過去最高を記録した。1,000兆円を上回ったのは初めて。



    石原氏“個人金融資産活用を” - NHKオンライン (2012/12/12)
    魚拓

    日本維新の会の石原代表は福岡市で街頭演説し、経済を立て直すため、国全体で1500兆円に上るとされる個人の金融資産を有効に活用すべきだと訴えました。

    この中で、石原代表は「国全体の借金は900兆円余りあるが、貯金や株など国民が持っている個人資産は1500兆円余りもある。この金をなぜ政府が使えないのか。役人の思考が硬直的だからだ」と述べ、経済を立て直すために、個人の金融資産を有効に活用すべきだと訴えました。
    また、石原氏は「日本の力は技術開発力だ。日本人が自然科学の分野で受賞したノーベル賞の数は、ヨーロッパ全体と同じであり、日本人の力を信じないといけない」と述べ、科学技術分野に対する国の支援や投資の必要性を強調しました。



    → 日本は国民の財産を没収しないと、国の借金が返せないんですかね?

    ・ドイツ: 堅実
    ・日本: 浪費 (江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ、バブル経済)

    どうして、こんなにもドイツと日本で差が付いてしまったのでしょうか?
    一言で言えば、ドイツ人は賢明であり、日本人はバカだったからでしょう。
    (もしも、ドイツ人がバカで、日本人が賢明だったら、結果は逆になっていたでしょう。)


    ●日本の人材
    しかし、日本人もバカばかりではなく、賢明な人も少なからずいました。

    藤木英雄 - Wikipedia

    藤木 英雄(ふじき ひでお、1932年2月20日 - 1977年7月9日)は、日本の刑事法学者。
    元東京大学法学部教授。法学博士。

    戦後の数ある刑法学上の論争の中で、実務上最も重要な意義をもったのは過失責任を巡るものである。
    藤木は、高度成長期において非伝統的な犯罪が多発するという状況に際して、新たに企業側の過失責任を拡張することで、被害に苦しむ市民を救わんと尽力し、新過失論を一歩進めて「新・新過失論」・「危惧感説」を提唱した。

    1972年に網膜剥離症で失明に近い状態になっても、懸命に学究活動を続けていたが、1976年に発覚したロッキード事件の最中、1977年に急性腎不全で45歳で夭折。
    藤木の後継教授として東大法学部に赴任したのは結果無価値論にたつ内藤謙で、以降今日に至るまで、東大の刑法講座に行為無価値論の考え方を採る教授がいないという事態が続いている。



    藤木英雄


    天才法学者であった藤木英雄先生は、残念なことに、45歳という若さでこの世を去りました。
    そして、藤木先生亡き後の東京大学法学部は、時代に逆行する御用学者の吹き溜まりと成り下がりました。


    ●法律の理論展開
    そもそも、法律とは、人間同士の利害関係を調整するための道具なのです。
    「法益」すなわち、我々人間にとって、「利益」と考えられている「観念」は、社会の発展とともに新たな社会現象に直面することによって、常に推移しています。(諸行無常)

    その一例として、刑法の理論を見てみましょう。
    結果無価値 (伝統的・旧過失論)
     ↓
    行為無価値 (新過失論)
     ↓
    危惧感説 (新・新過失論)

    人間の価値観において、因果律を認める立場(例:科学など)であれば、現象は「原因→条件→結果」の循環で成立しているモデルを採用するので、「結果無価値」ではなく「行為無価値」の方が、より妥当なモデルであるといえないでしょうか?
    人間の4分類 - 浜村拓夫の世界

    唯物論と因果律について検討することによって、人間は4種類に分類できることが分かった。
    唯物論と因果律の是非によって、人間は、異なる自己認識と世界観を形成し、異なる価値観を有する状態となる。



    法律の実務において、「原因→条件→結果」の演繹をどのようにモデリング(理論構築)するのか?
    ドイツ刑法と日本刑法における刑事過失認定(1)
    ドイツ刑法と日本刑法における刑事過失認定(2)

    ドイツ法学における体系的思考は、 もともと17世紀以降の近代自然法論の所産と言われています。
    公理を置き、 そこから定理を導き、 個別の命題を証明するという数学的思考に影響を受けつつ、 抽象的な命題から個別の命題を論理的に演繹できるように全体をピラミッド化する。
    それが法的ルールを1つの法典としてまとめ上げる法典編纂の動きにつながっていきます。



    (1)この原因と条件の部分についてどのように「認識」して、
    (2)主観から客観へのアプローチ(誰が見ても納得できる「事実」「証拠」の提示)をなし、
    (3)実際の現象(結果としての犯罪行為など出来事)を評価するのか?

    人間の行動原理における三層構造(心 → 言葉 → 行為)に、上記(1)~(3)を対応させて考えてみましょう。
    ざっくり言うと、抽象度の高さから、「危惧感説」「行為無価値」「結果無価値」の順番で並べてみた場合、この三層構造と対応してみるように見えるのです。(私だけ?)

    説明が下手なので、分かりづらいと思いますが、
    「原因→条件→結果」
    「心→言葉→行為」
    「危惧感説>行為無価値>結果無価値」
    というモデルを並列にとらえて、見直すことによって、もう少し法律の理論は整備ができると思うのです。


    ●ドイツと日本の軌跡
    日本はドイツから、行為無価値を取り入れ、さらに藤木先生が独自に止揚(発展)させる可能性がありました。
    しかし、危惧感説の欠陥を補正する前に、藤木先生が急逝され、未完成=中途半端な理論が残りました。

    一方、行為無価値の元祖・ドイツでは、1990年代に入り、時代に逆行するかのような流れが生じました。
    1998年のドイツ第6次刑法改正法で、法理論(学者)よりも実務(政治家と官僚)優先~重罰化が進んだのです。
    EU統合を進める中、大陸法英米法の均衡を図る政治目的等によって、従来の路線がブレてしまったのかもしれません。


    ●日本のリカバリー
    日本は、第2次世界大戦の敗戦国となり、GHQによってアメリカ型の法律(憲法)を与えられました。
    アメリカによって、日本の刑法は英米法型、その他は大陸法型という、チグハグな状態にさせられてしまったのです。
    (アメリカによって破壊された日本の法律体系を修復できる人は、誰かいるのでしょうか?)

    日本のダメな所は、人材難が一因であり、法律=社会を動かすルールがダメ(機能不全)だからですね?
    そして、その結果が、この有様なのです。

    ・ドイツ → EUのリーダー → 集団のパワーを活用&無借金=健全経営に邁進。
    ・日本 → 借金だらけ → シオニストよるアジア分断工作に流されて、盟主になれないまま。

    天才法学者、藤木英雄先生の残された未完の作業を引き継ぐ人が誰もいないのであれば、
    仕方がないので、私が完成させるしかないでしょうか?
    (・∀・)

    刑法講義総論
    藤木 英雄
    弘文堂
    2004-01
    ¥ 5,616

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