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    キシリトールで虫歯菌を殺す方法

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    「キシリトール」という甘味料を使用したガムを食べて、虫歯菌を殺す方法がありました。

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    しかし、「キシリトールは、ガムではなくて、タブレット(錠剤)の形で食べないと、歯周病を悪化させる」という話もあったので、注意が必要でしょう。

    歯肉炎と歯周病のおはなし 3~8話 | おかだ歯科医院

    4、ムシバ菌の生活2
    キシリトールタブレットなら良いけど、キシリトールガムは歯周病を悪化させるのでお勧めしません。念のため。



    ●キシリトールとは?
    キシリトール - Wikipedia

    キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 で表される、キシロースから合成される糖アルコールの一種。
    天然の代用甘味料として知られ、最初はカバノキから発見されギリシア語 Ξυλον(Xylon、木)から命名された。



    医学適応

    う蝕
    キシリトールは口腔内の細菌による酸の産生がほとんどなく、またミュータンス菌の一部の代謝を阻害することから、非う蝕性甘味料として知られる。1976年にアリエ・シェイニンらがフィンランドで行った実験をはじめとして、う蝕予防効果があることが証明されている。しかし、キシリトールの再石灰化促進作用については証明されておらず、非う蝕原性であるが抗う蝕性と言うことはできない。現状での結論として、キシリトール配合のガムなどを適切に利用することでう蝕の予防に一定の効果が認められるが、う蝕が治るということはないとされている(ガムをかむことにより分泌される唾液による歯の再石灰化効果はあるものの、それは「キシリトールそのもの」とは関係がない)。

    糖尿病
    キシリトールは上記の通り、スクロースに比べカロリーが4割低い。この他、スクロースより吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインスリンの反応を引き起こさない。

    骨粗鬆症
    キシリトールはまた、骨粗鬆症の治療に役立つ可能性が指摘されている。フィンランドの研究者グループは、研究のネズミで骨の弱体化が防がれ、骨密度が改善されたことを発見した。

    急性中耳炎
    キシリトールのガムが急性中耳炎を防ぐのに役立つことを示した研究報告もある。

    健康上の問題
    キシリトールは他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをする。毒性は特に無いとされる。 主にガムなどでキシリトール配合による虫歯予防を謳っている製品があるが、ガムに含まれているキシリトールの比率が90%以上でなければ虫歯予防本来の効果は期待できない。 歯科専売のキシリトールガムは100%~90%となっているが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて70~30%が主である。



    ・キシリトールは、カバノキから発見された甘味料
    ・キシリトールは、虫歯菌(ミュータンス)による歯の「う蝕」(歯が溶ける現象)を予防する効果がある。(「う蝕」を治して、歯を復元することはできない)
    ・キシリトール入りのガムは、含有率が90%以上でないと、虫歯予防の効果が期待できない。

    ●虫歯菌の代謝経路
    キシリトール|キシリトール基礎講座|日本フィンランドむし歯予防研究会(JFSCP)
    ミュータンス菌とキシリトール

    キシリトールとミュータンス菌

    キシリトールのミュータンス菌に及ぼす影響は、キシリトールがミュータンス菌内に取り込まれても代謝経路に入れず、エネルギーを消耗させるという無益回路で説明されています。
    さらに、キシリトールはミュータンス菌のエネルギーを消耗せせるだけでなく、糖代謝を阻害する効果も証明されています。
    キシリトールはミュータンス菌のホスホエノールピルビン酸依存ホスホトランスフェラーゼシステム(以下、PTS)により取り込まれるとリン酸化され、キシリトール5リン酸となります。
    このキシリトール5リン酸は、それ以降の糖代謝系に入ることは無いので排出されます。
    これが無益回路と言われているものですが、排出されずミュータンス菌内に蓄積されたキシリトール5リン酸は、糖代謝系の酵素であるホスホフルクトキナーゼ、ホスホグルコースイソメラーゼ、ピルビン酸キナーゼの3種類を阻害します。

    ただし、キシリトール自体にはこのような酵素阻害作用はなく、ミュータンス菌に取り込まれリン酸化しキシリトール5リン酸になると代謝阻害を引き起こします
    この作用によりミュータンス菌は減少するだけでなく、酸産生も減少します。

    一方、ミュータンス菌の中には、キシリトールにより糖代謝を阻害されないものが存在してます。
    このタイプのミュータンス菌(キシリトール非感受性ミュータンス連鎖球菌:以下、非感受性菌)は、キシリトールを取り込むためのPTSが先天的に欠如しており、キシリトールを取り込まず、キシリトール5リン酸を蓄積しないので、糖代謝が阻害されません。
    キシリトールを常用していないヒトの口腔内に存在するミュータンス菌の約1割は非感受性菌で、残りの9割は糖代謝を阻害されるミュータンス菌(キシリトール感受性ミュータンス連鎖球菌:感受性菌)です。
    キシリトールを常用すると、約9割存在する感受性菌は徐々に減少し、これに代わって約1割存在していた非感受性菌が増加します。
    約3ヶ月摂取し続けると9割が非感受性菌に、1割が感受性菌となり、割合が逆転します。
    この非感受性菌は突然変異株と考えられており、非感受性菌は感受性菌に比較して、酸の産生(特に乳酸)が少なくなり、プラークの原因となる不溶性菌体外多糖を作りませんので、むし歯にはなり難いミュータンス菌といえます。
    不溶性菌外体多糖がないことは、プラーク量が少なくなり粘着性も低いため、歯ブラシで清掃しやすく、また感染し難いミュータンス菌とも考えられています。

    このように、キシリトールのミュータンス菌に及ぼす影響は、数を少なくするだけではなく、むし歯になり難いミュータンス菌を選択します。
    長期的な臨床研究で、劇的なミュータンス菌の減少が無いにもかかわらず、むし歯の発生を防ぐ理由の一つとして、非感受性菌の選択があると考えられています。



    ・キシリトールが、ミュータンス菌内に取り込まれてキシリトール5リン酸になると、ミュータンス菌の代謝阻害を引き起こす。
    ・ミュータンス菌には、キシリトール感受性菌とキシリトール非感受性菌の2種類がある。
    ・非感受性菌は感受性菌に比較して、酸の産生が少ない。
    ・非感受性菌は、プラーク(歯垢)の原因となる不溶性菌体外多糖を作らない。
    ・非感受性菌は、むし歯にはなりにくいミュータンス菌。

    なるほど、こんなメカニズム=代謝経路(生体内パスウェイ)になっているんですね。

    ●キシリトールの作用図
    歯について
    キシリトールの使い方

    2) キシリトールの応用
    使い方 
    食後(おやつも含む)の歯磨き後に、キシリトールのガムやタブレット(トローチ タイプ)を食べ、歯をキシリトールのベール(膜)で包むようにします。最近は、キシリトール入りの歯磨き剤やリンスも製品化されています。



    むし歯の仕組みがよくわかる むし歯 VS キシリトール|大人と子どものむし歯予防|JFSCP 日本フィンランドむし歯予防研究会
    ミュータンス菌はキシリトールを分解できない

    ミュータンス菌はキシリトールを分解できないので、
    体力を消耗しながらキシリトールを菌の外に放出します。



    キシリトールによって「う蝕」を予防したいなら、キシリトール入りのガムよりも、キシリトール入りのタブレット、歯磨き剤、リンスが良いかもしれません。

    いずれにせよ、口内の虫歯菌を殺して、虫歯を予防する前に、
    ・歯磨きする
    ・うがいによって口内のpHを中性に保つ
    という対策を講じることもできるので、安易にキシリトールに頼る前に、口内ケアの習慣を身につけるべきでしょう。

    ●人間と微生物の共存
    人間の体内には、様々な微生物が暮らしています。
    人体内の微生物の中には、人間の健康を助けるものもあります。(腸内フローラ、等)

    ウンコで健康になる方法(便微生物移植) - 浜村拓夫の世界
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    「菌は邪魔だから殺せば良い」という安易な発想は、人間の傲慢さと医学的無知に由来しており、必ずしも有用とは言えないでしょう。
    「キシリトール」という人工甘味料は、その化学的な特性を十分に理解した上で、自己責任で使うべきでしょう。

    今のところ、虫歯がないのでキシリトールの出番はありませんが、将来虫歯になることがあれば、キシリトールという選択肢も検討したいと思います。

    【“キシリトールで虫歯菌を殺す方法”の続きを読む】

    焦らず、休まず (ゲーテ)

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    日々を生きる上で、役に立つ考え方があったのでメモ。

    「焦らず、休まず」 (ドイツの詩人、ゲーテの言葉)

    【“焦らず、休まず (ゲーテ)”の続きを読む】

    WindowsでCDトレイをマウス操作で閉じる方法

    このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - WindowsでCDトレイをマウス操作で閉じる方法 あとで読む
    Windowsのエクスプローラーで、間違えてDドライブをクリックしてしまうと、パソコンのCDトレイが開いてしまいます。
    コンテキストメニューで、CDトレイを開く選択肢はあるのに、閉じる選択肢がなくて、いちいち手で閉じるのが面倒でした。
    キーボードやマウスの操作で、開いたCDトレイを閉じる方法を調べてみました。(メモ)

    ●CDトレイを開閉するVBスクリプト

    CD/DVDトレイ開閉スクリプト - IT生活向上ブログ

    MCI APIにスクリプトからアクセスするのはちょっと骨なので、windows media playerのOCXを利用します。

    Dim wmp
    Set wmp = CreateObject("WMPlayer.OCX")
    wmp.cdromcollection.item(0).eject()
    OK=MsgBox ("Close?", OK)
    wmp.cdromcollection.item(0).eject()


    上記内容を.vbsで保存すればOK。
    ドライブが複数ある場合は、item(0)をgetByDriveSpecifier("d:")
    のようにドライブ指定にしてください。

    トレイを閉めるときは押すだけなのでいらない。と言う方は、下2行はいりません。



    ・デスクトップに「cd_close.vbs」等というファイルを作る。
    ・「cd_close.vbs」を開いて、上記の5行をコピーペーストする。
    ・「cd_close.vbs」をダブルクリックして、実行する。
    ・「Close?」と聞いてくるので「OK」ボタンをクリックする。
    ・開いていたCDトレイが閉まる。

    この方法で、CDトレイの開閉ができました!(解決)

    CDトレイが閉まっているときに、「cd_close.vbs」をクリックすると、まずCDトレイが開きます。
    それから、「Close?」というダイアログボックスが表示されるので、「OK」ボタンを押すと、CDトレイが閉まります。


    (参考)
    同じくVBスクリプトが紹介されていました。

    Windosで、CD(DVD)トレイを開閉する - Rubyとか Illustratorとか SFとか折紙とか

    wmp = WIN32OLE.new 'WMPlayer.OCX'
    f = wmp.cdromcollection.getByDriveSpecifier('F:')
    f.eject
    f.eject


    「F:」は光学ドライブのドライブレター、手元ではそうでした。

    同じドライブオブジェクトに対し ejectメソッドを繰り返すとトレイが閉じます、オブジェクトを作り直してしまうと閉じなくなるの注意。そのときは二度 eject呼ぶと閉じます。



    CDトレイを操作する方法は、いろいろあるんですね?

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